夫婦二人で暮らすにはちょうど良い広さの1LDKですが、子どもが生まれて家族が増えるとなると不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
とくに、初めての子育ての場合は、住まいが狭く感じるのではないかと心配になることもありますよね。
そこで今回は、1LDKで子育てできるのか、1LDKで子育てするメリット・デメリットを解説します。
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1LDKでも子育てできるのか
1LDKはリビング・ダイニング・キッチンがあるLDK+1室というコンパクトな造りですが、子どもが小さいうちは充分に子育てできる間取りです。
リビングと寝室が近接しているため、家事をしながらでも、子どもを視界に収めやすいのが大きな利点です。
部屋数が少ない分、家具や育児用品を厳選しやすく「狭い面を活かして子育て」すると、片づけや掃除の手間も最小限に抑えられます。
小さな住まいは家族が自然と集まりやすく、パートナーの育児参加を促す点でもメリットがあります。
いつまで暮らせる?目安は3~5歳程度
1LDKで快適に過ごせる期間の目安は、子どもが 3~5歳程度 までと考えるのが一般的です。
未就学児のうちは行動範囲が狭く、荷物も限られるため、むしろ狭い間取りの方が目が届きやすく危険も少なくなります。
ただし、成長にともないおもちゃや学用品が増え、プライベート空間も必要になるため、就学前後には2LDK以上への住み替えを検討すると安心です。
3人家族に最適な「最低居住面積水準」
最低居住面積とは、家族が健康的に暮らすのに必要な「最低限の広さ」のことを指します。
国土交通省が示す夫婦と子どもの3人暮らしの最低居住面積水準は、以下のとおりです。
●5歳以下:35㎡(約21畳)以上
●6歳以上:40㎡(約25畳)以上
一般的な1LDKは30~50㎡前後が多く、最低水準は満たしているケースがほとんどですが、長期的には推奨水準との差が大きくなる点を覚えておきましょう。
1LDKに向いている家族
家具や物が少ない家族の場合、1LDKでの暮らしに向いているでしょう。
1LDKは、収納スペースが限られているため、物が多すぎると居住空間を圧迫してしまいます。
夫婦2人の荷物だけで室内がいっぱいになっているようであれば、赤ちゃんが生まれた後も快適に暮らし続けるのは難しくなります。
一方で、普段使わない季節外の衣類やアウトドア用品など、場所を取る荷物を実家で預かってもらったり、トランクルームを利用したりするのも1つの手です。
ただし、子どもが成長すると、やがて子ども専用の部屋を用意する必要性が出てきます。
そのため、1LDKに夫婦と子どもの3人で暮らす場合は、荷物の量に関係なく、将来的な家族の成長にあわせて住み替えを検討しましょう。
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1LDKで子育てするメリット
1LDKはコンパクトながら育児期に必要な「見守り・家計・時短」の三拍子がそろった間取りです。
就学前後には広い住まいへの転居を検討するものの、乳幼児期を効率的かつ経済的に乗り切る選択肢として、十分に魅力的でしょう。
1LDKで子育てする主なメリットは、以下のとおりです。
赤ちゃんの様子がよく見える
1LDKはリビング・ダイニング・キッチンと寝室が隣接しているため、家事をしていても赤ちゃんの動きを視界に収めやすいのが最大の強みです。
授乳やおむつ替えのタイミングを逃さず、夜間の泣き声にもすぐ対応できるので、初めての育児でも精神的な負担が軽減されます。
また、家族が自然にリビングへ集まる構造ゆえパートナーの育児参加を促しやすい点も見逃せません。
室内に段差や死角が少ないため、ハイハイ期~3歳頃までの“危険予知力”の乏しい時期でも目が届きやすく、安全対策がシンプルに済むのもメリットです。
家賃が安いから家計にゆとりが生まれる
同じ築年数・エリア条件なら、2LDK以上より1LDKの方が月々の家賃を数万円抑えられるケースが一般的です。
出産直後はベビー用品や医療費など出費が増えがちですが、住居費を固定費ごと圧縮できれば、家計のキャッシュフローにゆとりが生まれます。
その分を学資保険や教育資金の積立、将来の住み替え費用に回せるため、長期的なファイナンシャルプランを描きやすくなる点も大きな魅力です。
駅チカや保育園至近など「立地」や「築浅」といった条件にコストを振り分ける選択肢が増えることも、子育て世帯にとっては強力なアドバンテージでしょう。
家事がラクで時間を育児に充てられる
部屋数が少ない1LDKは掃除機をかける距離も短く、洗濯物を取り込み→畳む→収納までがワンフロアで完結します。
さらに、収納が限られる分、不要な家具・家電を増やさずに済み、物量管理や片づけの手間が最小限で済むのもポイントです。
キッチンとリビングがつながっているため、調理中でも赤ちゃんを見守りながら家事が可能です。
結果として、平日の隙間時間を育児や自分の休息に振り向けられるため、ワンオペになりがちな日中の負担が大幅に減ります。
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1LDKで子育てするデメリット
子どもの成長とともに荷物・生活時間帯・プライバシーの問題は避けて通れません。
「収納拡張の費用」と「快適性向上のための住み替え時期」を早めにシミュレーションし、転居費用を積み立てておくことが、後悔しない住まい選びのカギになります。
1LDKで子育てする主なデメリットは、以下のとおりです。
収納場所がすぐ足りなくなる
赤ちゃんが生まれると、おむつや着替え、ベビーカーなどかさばる育児グッズが一気に増加します。
1LDKはそもそも収納量が限られており、クローゼットが1か所だけという間取りも珍しくありません。
そのため、以下の問題が生じます。
●シーズンオフの衣類や大型ベビー用品を置くスペースがない
●リビングに物があふれ、安全動線が確保しにくい
●モノの出しっぱなしが続き、掃除効率も低下
結果としてトランクルーム契約や実家に預けるなど外部ストレージ費用が発生し、家賃メリットを相殺してしまうケースもあります。
収納不足は、片づけストレスだけでなく、家計圧迫要因にもなる点を覚えておきましょう。
寝る場所の選択肢が乏しく睡眠不足になる
居室が1部屋しかない1LDKでは、家族3人が同じ空間で就寝するのが基本です。
夜泣きで頻繁に起きる乳児期は、パートナーまで睡眠不足になりやすく「翌日の仕事に支障」「体調を崩す」など負の連鎖が起きがちです。
また、授乳や感染対策で赤ちゃんと大人の寝室を分けたい場合でも、誰かがリビングで寝ることになるため、生活音や光を気にしてくつろげない、布団を片づける手間が増えるといった不便が付きまといます。
感染症が流行する冬場は、「家族内隔離ができない」リスクも見過ごせません。
夫婦の生活リズムがぶつかりやすい
夜勤やフレックス勤務など異なる生活サイクルの夫婦が1LDKで子育てをすると、睡眠タイミングや家事時間が重なり音のストレスが増幅します。
早朝出勤の支度で赤ちゃんを起こしてしまう、深夜帰宅の物音で就寝中の家族が目を覚ますなど、小さな摩擦が積み重なり、疲労やイライラの原因になります。
防音マットやイヤープラグで緩和はできても、根本的に部屋を区切れない構造のため、完全な解決は難しいのが実情です。
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まとめ
1LDKでも十分子育てできる間取りですが、子どもが大きくなると手狭になるでしょう。
1LDKで子育てするメリットは、赤ちゃんの様子がよく見えるうえ、家賃が安くて家事がラクな点です。
一方で、収納場所や寝る場所、夫婦の生活リズムがぶつかりやすい点がデメリットでしょう。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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