賃貸物件での暮らしがスタートすると、生活をするなかで、合鍵が必要になることがあります。
合鍵を必要とする際には、トラブルを避けるためにも、つくるときのルールや退去時の取り扱いなども押さえておきたいところです。
今回は、賃貸物件の合鍵をつくるときの注意点をはじめ、賃貸物件で使われる鍵の費用相場や、合鍵はどこでつくることができるのかについてご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
事前の許可が必要!賃貸物件の合鍵をつくる3つの注意点
気に入ったお部屋を借りて住む賃貸物件では、合鍵の作成や取り扱いについても、ルールがあります。
まずは、賃貸物件の合鍵をつくるときに気を付けたい、3つの注意点やルールについてご紹介します。
注意点①スペアキーは許可を得てつくる
自分のお部屋として暮らせる賃貸物件ですが、基本的には、所有者である大家さんからお部屋を借りている状態です。
そのため、鍵についても、大家さんの所有物です。
スペアキーが必要になったときも、勝手につくることは注意点にあたります。
合鍵をつくる前に、賃貸借契約書の鍵についての内容を確認し、管理会社に作成したいと連絡を入れます。
賃貸物件の安全な環境づくりの義務をもつ管理会社にとっても、合鍵の作成は把握しておく必要があることです。
合鍵をつくる理由が正当なものであれば、許可を得られることが多く、作成が可能になります。
注意点②退去時の合鍵の取り扱い
自分で費用を払って作成した合鍵であっても、退去時には、預かっていた元鍵とあわせて大家さんや管理会社に返却することが注意点です。
つくった合鍵を渡している人がいる場合には、その分も忘れないように回収して返却します。
退去時の返却のルールは、賃貸物件の防犯を考慮したものです。
たとえば、オートロックの設置された賃貸物件では、退去後の鍵交換に関わらず、合鍵によってオートロックのなかに入られる可能性があります。
多くの場合は、合鍵をつくる許可を得るときに、退去時の返却についても説明を受けるでしょう。
説明がなかった場合でも、退去時の返却は必要になります。
また、合鍵の廃棄を考えている場合も、注意点として無断で捨てることはせず、大家さんや管理会社に許可を得てからおこないます。
注意点③必要以上にスペアキーはつくらない
賃貸物件の合鍵は、必要以上につくらないことも注意点のひとつです。
スペアキーを渡すときは、信頼できる家族などに限り、保管も安全な場所でおこないましょう。
紛失のリスクやトラブルを避けるためにも、合鍵の作成や管理は慎重におこなうことが大切です。
▼この記事も読まれています
6帖の広さどれくらい?【一人暮らし・6帖・1Kに快適に住む】
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件で使用している鍵!どこで合鍵をつくれる?
家族が多い場合など、合鍵が必要になったときは、管理会社に連絡を入れて許可を得たら、自分でスペアキーをつくることができます。
その場合、賃貸物件の合鍵は、どこでつくることができるのでしょうか。
合鍵作成はどこで依頼できる?
一般的にどこで合鍵作成ができるといえば、身近なホームセンターなどで可能です。
ショッピングモールや駅のなかにある、靴修理とあわせて、合鍵作成をおこなっている店舗もあります。
これらの店舗がないときでも、エリアによっては、鍵の専門店への依頼もできます。
鍵の専門店がどこで営業しているかについては、インターネットで検索する方法がおすすめです。
賃貸物件に引っ越してきたばかりで、どこで依頼できるかが不明なときでも、近くのお店を探しやすいでしょう。
元鍵での作成がおすすめ
賃貸物件の合鍵がどこで依頼できるかがわかったら、作成時には、メーカー純正の元鍵を持参するようにします。
元鍵を見ると、メーカー名や鍵の番号が判別できるように刻まれているものが多いです。
しかし、判別が困難な鍵や番号がない場合には、不動産会社に確認するのがおすすめです。
手元に、合鍵がある場合でも、合鍵をもとにしてスペアキーを作成するのは、精度の問題から避けるほうが賢明といえます。
鍵を取り扱うお店ではどこでもキーマシンを設置し、金属板をカットして合鍵を作成します。
その際、合鍵をもとにしてつくると、誤差が生じやすくなることは気を付けたいポイントです。
元鍵と比較して、誤差のある鍵だと差し込みにくく、賃貸物件の鍵穴を傷つける可能性も考えられます。
お店によっては、合鍵での作成は断られるケースもあるため、元鍵を持参するとスムーズでしょう。
また、作成してもらうお店が一般的な鍵だけを取り扱っている場合、鍵の種類によっては対応してもらえないケースもあります。
そのため、事前に住んでいる賃貸物件で使用されている鍵の種類を把握しておくことも、大切です。
近所で対応してもらうことが困難な場合は、鍵のメーカーに問い合わせてみるのもひとつの手段です。
▼この記事も読まれています
8帖ってどれくらいの広さ?一人暮らしの家具配置イメージ
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件の代表的な鍵!種類別に合鍵の費用をご紹介
スムーズに合鍵を作成するためにも、賃貸物件の鍵の種類を知っておくと役立ちます。
ここでは、賃貸物件で使用されている代表的な鍵の種類と、合鍵作成の費用相場をご紹介します。
ディスクシリンダー錠
賃貸物件をはじめ、一戸建て住宅やオフィスでもよく利用されているのがディスクシリンダー錠です。
ディスクシリンダー錠の特徴は、鍵穴に差し込む部分の両端が、ギザギザとした形になっています。
もっとも費用も安価で、手軽に合鍵作成しやすいものといえます。
ディスクシリンダー錠の合鍵をつくる際の費用相場は、300円から800円前後です。
合鍵作成ができるホームセンターなどに依頼でき、所要時間も5分ほどでスピーディーにつくれることが多いです。
依頼するお店によって、身分証明書の提示が必要になるケースもあるため、事前に用意しておくと良いでしょう。
また、ディスクシリンダー錠の場合、元鍵が折れている状態であっても、合鍵をつくれる可能性が高いです。
ただし、折れた元鍵から作成するときには、追加料金が必要になります。
ディンプルシリンダー錠
ディスクシリンダー錠のほかにも、最近の住宅で普及している鍵の種類が、ディンプルシリンダー錠です。
形状的特徴といえば、鍵を差し込む部分の表面に、複雑な加工がしてあることです。
ほかの鍵と比べて複雑になっている分、防犯性能が高く、ピッキングされにくいこともディンプルシリンダー錠のメリットとなるでしょう。
しかし、費用相場については、合鍵をつくるのに時間がかかるため、3,000円から5,000円ほどと高額になりやすい傾向にあります。
合鍵は、ホームセンターなどにある鍵専門店がつくる複製キーと、メーカーがつくった純正キーに大別できます。
ディンプルシリンダー錠の作成は、合鍵を依頼できる大手のお店か、メーカー対応になる場合あります。
店頭で作成できるときは60分前後でつくれますが、メーカーの純正キーを希望する場合は、工場への依頼が必要です。
そのため、3週間ほどかかる場合があることは、注意点になります。
また、ディンプルシリンダー錠は形状が特殊であるため、合鍵作成していないお店もあります。
ディンプルシリンダー錠の合鍵が必要な場合は、あらかじめお店に連絡をいれて、費用や所要時間を確認しておくのがスムーズにつくるコツです。
なお、鍵登録システムやセキュリティーカードなどがある場合は、証明書が必要になります。
ピンタンブラー錠
ピンタンブラー錠は、鍵穴に差し込む部分の片側だけが、ギザギザとした形になっているものです。
一部の賃貸物件で使われている種類の鍵ですが、ピンタンブラー錠も手軽に作成できます。
合鍵の費用相場は、1,000円前後と比較的安価で、所要時間も5分から10分前後で作成可能です。
ピンタンブラー錠も、ホームセンターや鍵の専門店などで作成できますが、防犯性の高い特殊なものであると、取り寄せになる可能性があります。
▼この記事も読まれています
悪徳不動産業者に気を付けて、大阪でぼったくられない、騙されない不動産屋選び
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件の合鍵は、許可を得てから作成する必要があるため、管理会社に連絡をいれるようにしましょう。
また、退去時には、鍵の返却をおこないますが、スペアキーも同様に返却しなければなりません。
トラブルや紛失を避けるには、鍵を渡す際は信頼できる相手に限り、退去時には忘れず回収することが必要です。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
大国住まい スタッフブログ編集部
なんば・大国町で賃貸物件を探すなら大国住まいにおまかせください!一人暮らしの方からファミリーの皆様まで、様々な方のお部屋探しをサポートいたします。様々なご希望に合ったお部屋探しのため、賃貸物件情報を主に周辺環境などの記事をご提供します。