賃貸物件の部屋には、エアコンがないこともあります。
なかには、設置していないわけではなく、取り付けられないケースもあるので注意が必要です。
そこで今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、エアコンを取り付けられない場合はどうするべきなのか、対応方法や有効な暑さ対策などをふまえながら解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
エアコンを取り付けられない場合はどうする?①理由と対応方法
賃貸物件を探すときは、「駅から徒歩圏内の物件が良い」「日当たりの良い部屋に住みたい」など、さまざまな希望条件があるでしょう。
そのような希望条件と家賃との兼ね合いを考えて、理想に近い賃貸物件を見つけることは、それなりに時間がかかるものです。
ときには、エアコンを取り付けられないこと以外は希望に近い賃貸物件を見つけて、どうするべきか悩んでしまうことがあるかもしれません。
そもそも、なぜエアコンを取り付けられないことがあるのでしょうか。
賃貸物件にエアコンを取り付けられない理由とは
エアコンを取り付けられないおもな理由には、以下の3つが挙げられます。
●冷媒管を通す穴がない
●エアコン用のコンセントがない
●建物の構造上設置できない
冷媒管とは、室内機と室外機をつなぐ管のことです。
冷媒管を通す穴やエアコン用のコンセントがない場合は、そのままではエアコンを設置できません。
ただ、これらの理由の場合は、穴やコンセントを取り付けるとエアコンを設置できる可能性があります。
一方、建物の構造などに関することが理由である場合は、設置できない可能性が高いでしょう。
たとえば、室外機を置くと消防法に抵触してしまう場合は、エアコンを設置することはできません。
このように、理由によって設置できるケースとできないケースに分かれるので、賃貸物件にエアコンがないときは、まず理由をしっかりと確認しておきましょう。
賃貸物件にエアコンがない場合の対応方法とは
先述のとおり、賃貸物件にエアコンがなくても、理由によっては設置できる可能性があります。
また、賃貸物件の設備には記載がなくても、前の住人が設置したエアコンが残っていることがあるかもしれません。
そのため、条件の合う部屋にエアコンがなさそうな場合は、まず本当にないのかどうかを確認し、次に理由を聞いてみましょう。
穴やコンセントがなくて取り付けられない場合は、大家さんに相談して許可を得ることができれば、エアコンを設置できる可能性があります。
ただし、費用が自己負担になるケースや、退去時に原状回復が必要なケースなどに注意が必要です。
エアコンを設置する際は、事前に「費用負担をどうするか」と「退去時に撤去するべきか」の2点をしっかりと確認しておきましょう。
そして、大家さんの許可を得られない場合や、建物の構造上設置できない場合は、ほかの対処法を検討しましょう。
▼この記事も読まれています
6帖の広さどれくらい?【一人暮らし・6帖・1Kに快適に住む】
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
エアコンを取り付けられない場合はどうする?②窓用エアコン
賃貸物件にエアコンを取り付けられないことがわかると、どうするべきか困ってしまうかもしれません。
エアコンがない部屋で生活すると、暑いだけではなく、熱中症になるおそれもあります。
そこで検討したいのが、窓用エアコンの設置です。
通常のエアコンが取り付けられない部屋でも、窓用エアコンなら設置できる可能性があります。
窓用エアコンとは
窓用エアコンとは、窓に取り付けるエアコンのことです。
室外機が不要なので、冷媒管を通す穴がなくても設置できます。
本体は通常のエアコンより価格の安いものが多く、種類も豊富で、なかには暖房機能が付いているものもあります。
取り付け方法は比較的簡単で、ご自身で設置や取り外しをすると工事費用がかかりません。
設置する際は大家さんの許可が必要ですが、壁に穴を開けるなどの大掛かりな工事ではないので、了承してもらえることが多いでしょう。
窓用エアコンの注意点とは
窓用エアコンは、通常のエアコンを取り付けられない部屋にも設置できるうえ、価格が比較的安いなどの魅力もあります。
ただし、設置を検討する際は注意点を確認しておくことが大切です。
まず、窓の形状によって設置できる窓用エアコンは変わります。
窓の大きさなどによっては取り付けられないことがあるので、設置が可能かどうかをしっかりと確認してから購入しましょう。
また、窓用エアコンを設置すると、窓の鍵をかけられなくなる可能性があります。
鍵をかけられなくなる場合は、新たに鍵を設置するなどの防犯対策が必要なので、その点も購入前に確認しておきましょう。
そして、窓用エアコンはドレン水にも注意が必要です。
ドレン水とは熱交換器で空気を冷やす際に生じる水で、ホースを伝って排水されます。
賃貸物件の2階以上の部屋に窓用エアコンを設置する場合は、ドレン水をきちんと処理しないと、階下の部屋に迷惑をかけてしまうかもしれません。
トラブルを発生させないためにも、ドレン水の処理には十分に気を配りましょう。
▼この記事も読まれています
8帖ってどれくらいの広さ?一人暮らしの家具配置イメージ
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
エアコンを取り付けられない場合はどうする?③暑さ対策
賃貸物件に壁掛けタイプのエアコンを取り付けられない場合は、窓用エアコンを設置することがおすすめです。
ただ、窓用エアコンの設置をどうするべきか迷ったときや、設置が難しいときは、ほかにも有効な暑さ対策があります。
お金をかけずにできる暑さ対策を3つご紹介するので、ご自身に適した方法を探してみましょう。
暑さ対策1:風通しを良くする
玄関や窓を開けて風通しを良くすると、室内の熱気が逃げて涼しく感じます。
賃貸物件がワンルームや1Kの部屋だと、体感温度が2~3度ほど下がると言われています。
また、窓を開けるときは、ベランダに打ち水をすることもおすすめです。
熱くなっているベランダに水をかけると、床だけではなく周囲の温度も下がるので、より涼しい空気を室内に取り込むことができるでしょう。
暑さ対策2:冷感グッズを使う
冷感グッズを使うことも、暑さ対策として有効です。
たとえば、保冷剤を首にあてるだけでも体温が下がり、涼しく感じます。
保冷剤をあてるときは、タオルなどを使って巻き付ける方法が便利です。
首だけではなく、こめかみや手首、ひざの裏側などにあてるのも効果的なので、いろいろと試してみましょう。
また、冷感スプレーやアイスタオル、冷感素材の寝具などを使うこともおすすめです。
お金は多少かかりますが、冷感スプレーは700~1,000円ほど、アイスタオルは500~2,000円ほどで購入できます。
ふとんに敷く冷感マットは2,000~3,000円ほどの価格ですが、使用すると夜に寝苦しい思いをすることが減るでしょう。
暑さ対策3:扇風機を使う
暑さ対策をするときは、扇風機を併用すると効果がアップします。
たとえば、開けた窓やドアのそばに扇風機を置くと、より風通しが良くなります。
扇風機の前に凍らせたペットボトルなどを置くと、さらに涼しい風を送ることができるでしょう。
保冷剤やアイスタオルなどを巻いて扇風機の風に当たると、冷感度がアップします。
扇風機は取り付ける必要がなく、価格も2,000円ほどから購入できます。
1台持っていると、いろいろと使えて重宝するので、本格的な夏が来る前に準備しておきましょう。
▼この記事も読まれています
悪徳不動産業者に気を付けて、大阪でぼったくられない、騙されない不動産屋選び
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件にエアコンを取り付けられないと、どうするべきなのか困ってしまうかもしれません。
なかには、大家さんとの交渉次第で設置できるケースがあるので、まず確認してみると良いでしょう。
取り付けが不可能な物件でも、窓用エアコンや暑さ対策などの対処法があるので、いろいろと検討してみましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大国町の賃貸物件一覧へ進む

大国住まい スタッフブログ編集部
なんば・大国町で賃貸物件を探すなら大国住まいにおまかせください!一人暮らしの方からファミリーの皆様まで、様々な方のお部屋探しをサポートいたします。様々なご希望に合ったお部屋探しのため、賃貸物件情報を主に周辺環境などの記事をご提供します。