車を所有していると、契約しているアパートの駐車場で何らかのトラブルに遭う可能性がゼロではありません。
そのため、どのようなトラブルがあるのか、また対処法などを事前に知っておくと、万が一のときに役立てられます。
この記事では、アパートの駐車場で起こり得るトラブルの種類や、適切でない対処法、そしてトラブル発生時の相談先についてご紹介します。
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アパートの駐車場で起こるトラブルの種類
アパートの駐車場で発生するトラブルは、契約しているアパートの住民間だけで起こるものだけではありません。
トラブルの中には、アパートとは無関係な外部の人が関与するケースもあり、犯罪被害にあたるケースもあるため、注意が必要です。
無断駐車やはみ出し駐車
駐車場で発生するトラブルのうち、もっとも多いものは無断駐車となっています。
アパートの駐車スペースは、契約者が利用料金を支払って利用するものであり、関係ない人が無断で駐車することは、当然のことながら禁止です。
しかし、短時間だからと無責任に駐車する人や、同じ時間帯に頻繁に駐車しに来る人もいることがあります。
さらに、駐車スペース内で車を適切に止めないで、はみ出し駐車をするケースも、日常的に発生する一つの問題として挙げられます。
無理に車を駐車しようとすると、スペースからはみ出している車とぶつかる可能性があるため、慎重に行動しましょう。
当て逃げ
無断駐車と同様に、駐車場でよくあるトラブルには当て逃げが含まれます。
当て逃げには、意図せずに知らないうちに他人の車にダメージを与えるケースも含まれますが、これにより修理費用が発生する可能性も考慮する必要があります。
特に、当て逃げでダメージを受けやすい部分としてサイドミラーが挙げられます。
自分が契約している駐車スペース内で車を適切に停めていても、知らないうちにサイドミラーや車体に傷がついていることがあるでしょう。
駐車場やその周辺が子どもたちの遊び場になっている場合は、さらに注意が必要です。
子どもたちが遊んでいる最中に車にぶつかり、ボディが凹んだり窓が壊れたりする可能性があります。
車上荒らし
車を所有している限り、車上荒らしの被害に遭う可能性が全くないわけではありません。
そのため、車を駐車する時や、ほんの少し車から離れるだけの場合でも、必ず車の鍵をかけるようにしましょう。
また車の防犯性を高めることや盗難対策として、万が一の際にはアラーム音がなるような、カーセキュリティを整えておくこともおすすめです。
なお、車上荒らしは窃盗罪に該当する犯罪です。
被害に遭った場合は、すぐに警察へ連絡してください。
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アパートの駐車場トラブルでしてはいけない対処法とは
駐車場トラブルが発生しても、相手の車に直接手を加えるような対処法は避けてください。
場合によっては、対処するはずだった自分が罰せられる立場になることもあります。
とくに下記の方法は、してはいけない対処法として把握しておくことがおすすめです。
テープを使用して張り紙をする
「駐車禁止」と記載した紙を、テープなどを使って該当の車に貼り付けるのは避けましょう。
車体やフロントガラスに、テープを貼り付けた跡が残る可能性があります。
テープによって車に傷がついたりコーティングが剥がれたりすると、訴訟問題に発展する恐れがあるため注意してください。
張り紙をする際には、テープは使用せずにワイパーに挟むなど、車を傷つけない配慮が必要です。
張り紙をすることによって、該当車の持ち主が無断駐車禁止の旨を理解してくれれば、スムーズに問題が解決できます。
ただし、張り紙だけでは効果が薄く、無視される可能性もあります。
その場合は、アパートのオーナーの許可を得た上で、防犯カメラなどを設置することも考慮に入れましょう。
無断駐車だけではなく、車上荒らしや当て逃げにも効果的な方法になります。
コストを抑えたい場合には、ダミーカメラやセンサーライトのほか、防犯ステッカーを使用することもおすすめとなっています。
該当車を撤去する
無断駐車やはみ出し駐車している車を無理やり撤去すると、法律違反に該当するケースがあるため、注意してください。
たとえあなたが被害者であったとしても、レッカーを手配して撤去したり、該当車にタイヤロックをかけたりすると、罰せられる可能性があります。
また、撤去中に該当車を傷つけてしまうことも、十分に考えられます。
ご自身が賠償責任を負う立場になりかねないため、自己判断での撤去やタイヤロックはしないようにしてください。
無断駐車やはみ出し駐車をしていたとしても、その車は他者の持ち物であることを認識しておくことが大切です。
なお、駐車スペースにカラーコーンを設置しておくと、無断駐車は防ぎやすくなります。
ホームセンターで購入できるプラスチックチェーンなども活用すると、手軽に対策可能です。
カラーコーンは重りをつけておくと風に飛ばされる心配もなく、安心して設置できます。
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アパートの駐車場でトラブルが起きた場合の相談先
何らかの問題が発生した場合には、当事者同士だけで解決しようとするのは避けましょう。
さらに大きな問題に発展する可能性も考えられるため、まずは第三者への相談がおすすめです。
管理会社
はじめに相談する場所として、管理会社が挙げられます。
駐車場に限らず、アパート敷地内でのトラブルは基本的に、まずは管理会社に相談することをおすすめします。
管理会社はアパートの管理業務を日々おこなっており、ほかの物件でおきた問題にも対応しているため、さまざまな知識と経験を保有しています。
そのため、駐車場のトラブルに関しても、これまでの経験を活かした対応が期待できます。
管理会社では解決できない場合であっても、警察に相談するべき事例かアドバイスを受けることが可能です。
また、管理会社であれば、他の入居者への注意喚起が必要な場合でも、相談者の匿名性を保護しながら注意喚起が可能です。
ほかの入居者に逆恨みされることを防げるだけではなく、再発防止の対策を講じてくれるケースもあるため、まずは管理会社へ相談しましょう。
また、相談する際には、問題となっている車の車種や色といった特徴、ナンバーなどを併せて伝えると、問題解決がよりスムーズに進むでしょう。
警察
警察は基本的に、私有地であるアパート駐車場でのトラブルに対しては、民事不介入の原則から対応ができません。
ただし、相談しておくことは可能です。
のちに刑事上の問題に発展するような、大きなトラブルになる可能性もあるため、相談先の一つとして覚えておくと良いでしょう。
もちろん、車上荒らしなどの盗難被害にあった際には、早急に警察に通報が必要です。
また無断駐車のケースでも、場合によっては「車庫飛ばし」といわれる違法行為にあたる可能性が考えられます。
そのため、いつも同じ車による無断駐車の場合や、その期間が長期間におよぶ場合には警察への相談も検討してみてください。
弁護士
法律の専門家である弁護士も、相談先の一つとして挙げられます。
トラブルの対処法について、法的な面に配慮したうえでアドバイスを受けられる場所です。
現在起きている駐車場トラブルがどのような内容か、その現状と起こったきっかけ、日付、そして車の写真なども記録しておきましょう。
記録内容をもとに相談すると、よりスムーズに詳細を伝えられるためおすすめです。
弁護士事務所のなかには、無料の法律相談を実施しているケースもあります。
そのため、最初から弁護士に相談するべきかどうか迷っている場合でも、まずは無料で相談してみることが可能です。
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まとめ
アパートの駐車場では、無断駐車や出っ張り駐車、当て逃げ、車上荒らしといったトラブルが発生する可能性があります。
そのようなトラブルが発生した際には、自己判断で該当車を撤去したりタイヤロックをかけたりするのは避けましょう。
まずは管理会社に相談し、状況によっては警察や弁護士に助けを求めると、適切な対応が可能となります。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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