マンションでもペットを飼うことができますが、管理規約や他の入居者への配慮を怠ると、大きなトラブルになりかねません。
この記事ではマンション飼育に向いている猫の特徴や人気の種類、飼うときの注意点をご紹介します。
ペットを飼いたい方や、選び方に困っている方はぜひ参考にしてください。
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マンション飼育に向いている猫の特徴3つ
猫を飼おうと思ったとき、何を基準に選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
快適なペット生活を送れるよう、まずは特徴について知識を付けることが重要です。
ここではマンション飼育に向いている3つの特徴、性別・性格・毛についてご紹介します。
性別
オスとメスでは性格が異なり、一般的にオスはいたずら好きで甘えん坊、メスは警戒心が強く大人しい性格をしています。
そのため好みにもよりますが、やんちゃなオスよりもメスの方が飼育はしやすいでしょう。
また、オスの場合は少量の濃いおしっこをかけるマーキング行為、スプレー行動をとることがあります。
壁や家具にスプレー行動をされてしまうと、汚れるだけでなく強いにおいが残って掃除が大変です。
スプレー行動は去勢手術すると通常はなくなりますが、手術後も残る場合があるため、その点でもメスの方がマンション飼育に向いていると言えるでしょう。
性格
猫は性別や種類、毛の色によって性格が異なると言われています。
マンション飼育に向いているのは、大人しい性格です。
良く鳴き、声が大きい場合は騒音で苦情をもらう可能性があるため注意が必要です。
大人しく声が小さい場合は騒音で困ることが無く、走り回って物を落としたり、壊したりすることも少ないでしょう。
また小さい子どもがいる家庭や来客が多い家庭では、人馴れする社交的な性格がおすすめです。
子猫の内は性格が確立しないため、成猫から選ぶと性格を見られるでしょう。
毛の長さと種類
毛の長さは大きく分けて短毛と長毛の2つがあり、種類はダブルコートとシングルコートの2つに分けられます。
抜けやすさは毛の長さと種類によって異なり、一般的に短毛よりも長毛、シングルコートよりもダブルコートが抜けやすいと言われています。
どの毛の長さ・種類の場合も衣服やソファ、カーペットなどの家具に毛はつきますが、長毛でダブルコートの方が抜け毛が多く、掃除が大変です。
ブラッシングすることである程度防ぐことができますが、短毛やシングルコートの方がマンション飼育に向いてると言えます。
掃除の手間を少なくするために、毛が付きにくい素材の家具を選ぶことも1つの方法と言えるでしょう。
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マンション飼育に人気な猫の種類3つ
猫は種類によって毛の長さ・種類、性格などの特徴が異なります。
色や毛並みで選ぶことも良いですが、マンションで飼うには飼育しやすい猫を選ぶことも重要です。
ここではマンション飼育に人気のあるアメリカンショートヘア、ロシアンブルー、雑種の3種類をご紹介します。
アメリカンショートヘア
アメリカンショートヘアはアメリカ原産の短毛・ダブルコートで、フレンドリーな性格のため、初めての飼育に人気があります。
狩猟本能が強く、かつてはネズミ捕りで活躍していたとされ、中型で筋肉が発達していて比較的丈夫です。
好奇心旺盛で遊ぶことが好きなため、小さな子どもがいる家庭にもおすすめなほか、社交性に優れていて他のペットがいる家庭でも飼いやすいでしょう。
また、毛色の種類が豊富で、好みの色を見つけやすいことも人気の理由の1つと言えます。
種類に迷ったら、まずはアメリカンショートヘアを検討してみてください。
ロシアンブルー
ロシアンブルーはロシア原産の短毛・ダブルコートで、大人しい性格のためマンション飼育に人気があります。
ブルーがかったグレーの毛並みにエメラルドグリーンの瞳を持つ、品のある見た目が特徴です。
サイレントキャットという別名を持つほど他の種類に比べて鳴くことが少なく、鳴き声も小さいため、騒音が心配な方におすすめです。
神経質な性格のため来客が多い家庭には向きませんが、クールな見た目ながら愛情が深く、飼い主には犬のような献身的な姿を見せてくれるでしょう。
また、体臭がほとんどない種類とも言われていて、手入れに手間がかからないことも人気の理由の1つです。
雑種
雑種とは、純血ではなく2種類以上の品種の間に生まれた猫のことです。
一般社団法人日本ペットフード協会の調査によると、日本で飼われている猫の約78%が雑種と言われ、茶トラや黒白のブチなどさまざまな色をしています。
雑種は短毛が多くて抜け毛が少ないほか、2種類以上が掛け合わさっているため丈夫とされていて、初めての飼育に人気があります。
性格はさまざまですが、飼いやすく、人懐っこくて穏やかな性格が多いです。
また純血にはない色や毛並み、しっぽの形があるため、その特別感も人気の理由の1つと言えるでしょう。
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マンションで人気のある猫を飼うときの注意点
マンションは集合住宅のため、他の入居者や管理人とトラブルがないよう、ルールを守って飼育する必要があります。
大きなトラブルを起こして、猫を手放すか退去するかの2択を迫られてしまうことがないよう、ここでは3つの注意点をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
マンションの管理規約
1つ目の注意点は、ペットの飼育が認められているマンションで飼うことです。
マンションによっては管理規約でペットの飼育を禁止しているほか、認めていてもペットの頭数や種類を制限している場合があります。
ペットの飼育が禁止されているマンションでこっそり飼うことは、動物アレルギーを持った隣人とのトラブルが起こり得るほか、猫のストレスにもなりかねません。
最悪の場合規約違反として退去勧告を受ける可能性があるため、必ず飼う前に管理規約を確認し、必要に応じて申請手続きしましょう。
脱走対策
2つ目の注意点は、脱走対策を施すことです。
猫は好奇心旺盛で身体能力が高く、高い所への上り下りや狭い所のすり抜けが得意です。
うっかり脱走させてしまうと、動物が苦手な他の入居者とのトラブルになる可能性があります。
トラブルを避けるだけでなく猫の安全を守るために、ベランダや玄関から脱走してしまうことがないよう、フェンスやパーテーションなどで対策しましょう。
室内飼いでも、外を見渡せるスペースを用意し、上下運動できるキャットタワーなどを置くことで運動不足やストレスを解消することができます。
とくに外で暮らした経験がある保護猫の場合は、外に出たがる可能性も高いため、脱走対策をしっかりとしておきましょう。
ベランダの利用
3つ目の注意点は飼育におけるベランダの利用方法です。
抜け毛が部屋中に広がってしまうことや、猫が抜け毛を大量に飲み込むことを防ぐために重要なブラッシングですが、ベランダでおこなうことは避けましょう。
理由はマンションの場合ベランダでブラッシングをすると、毛が外に飛んで他の入居者の洗濯物に付着したり、部屋に入り込んだりする可能性があるためです。
また、においがするからと言ってベランダにトイレを設置することは避ける必要があります。
ベランダに設置することで、においだけでなくおしっこが隣の部屋や下の部屋にかかってしまう可能性があるためです。
マンションのベランダは共有部分となるため、他の入居者とトラブルが起きないように注意しましょう。
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まとめ
猫は性別や毛の長さ、種類によって飼いやすさが異なり、マンション飼育にはアメリカンショートヘアやロシアンブルーが人気です。
管理規約をきちんと守り、他の入居者に配慮するとともに猫の安全を考えて脱走対策などを施すことで、長く快適なペット生活を送れるでしょう。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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