一人暮らしを始めたのに伴い、電気代やガス料金などの光熱水費が気になるようになる方が多いようです。
ところで、エアコンの暖房機能は、冷房よりも電気代が高くなりやすいのをご存じでしょうか。
この記事では、暖房をつけるのは何月からなのか、設定温度の目安や節約方法などをご紹介するので、一人暮らしをされている方はお役立てください。
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一人暮らしで暖房は何度からまた何月から
日本は南北に長く、南と北では暑さや寒さを感じ始める時期に大きな差があります。
このため、エアコンで暖房を使い始める時期は地域によって異なるので、何月からとは一概には言えません。
一人暮らしをして光熱水費が気になる方は、いつから暖房を使い始めるべきか目安を知るうえで、地域ごとの差について考える必要があるでしょう。
平均的な時期は11月から
一般社団法人全国地球温暖化防止活動推進センターが平成29年3月におこなった調査によると、10月から暖房をつける方が増加しているのがわかります。
そして、すべての地域で暖房を使い始める方が過半数を上回るのは11月下旬になっています。
この調査結果を踏まえると、エアコンで暖房機能を使い始める平均的な時期は11月と考えて良いでしょう。
また、暖房を使い終えるのは3月から4月と答えている地域の方が多く、全国的にみると、およそ1か月程度の幅があります。
このように、使い始めも使い終りも何月からと言えるものではなく、あくまでも平均的な時期と考えておきましょう。
地域による違い
この調査では、全国の47都道府県を5つの地域に分けて調査しており、地域ごとの特性を把握できるようになっています。
北海道など寒い地域では、9月下旬には使い始める方が現れ、ほぼ半数が10月下旬には使っているのがわかります。
一方、温暖な九州の場合、使い始める方は10月下旬に現れ、過半数が使うのは11月下旬になるようです。
ちなみに関東では、11月上旬には半数以上の方が使い始めています。
11月になると暖房を使い始める方が日本列島を南下するように広がっていく状況は、日本における特徴と言えるでしょう。
15度を下回るのが使う目安
全国的に、11月の平均気温は15度以下になり、暖かい年もありますが外気温の平均は15度を下回ります。
何度から使うべきかと明確に言い切れるものではありませんが、暖房を使い始めるのは15度が境目になっていると考えるのが妥当かもしれません。
住んでいる地域によって気温が違うので、何月からというだけではなく、外気温が15度以下になったときというのも使い始める目安と考えてみてはいかがでしょうか。
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一人暮らしの暖房は何度から?設定温度の目安
環境省では暖房の設定温度の目安について20度と推奨していますが、とくに一人で過ごしている場合には室内が閑散とし、20度では寒く感じるかもしれません。
電気代を節約しようとして風邪をひき、学校や職場を休んでしまっては本末転倒ですが、温かくしようとして温度を高く設定すると電気代が高額になってしまいます。
ここでは、暖房機能は何度から設定するのが妥当なのかを考えてみましょう。
ベストな設定温度
温度設定は家庭によっても違いがありますが、多くの方は一般的に推奨されているように20度前後で使用しているようです。
エアコンを使用するときの設定温度を1度低くするだけでも約10%もの消費電力削減となり、二酸化炭素の発生を削減でき地球温暖化防止につながります。
リビングや居室では20度、寝室は16度から20度が理想的で、浴室やトイレなどは他の部屋との温度差が3度から5度ほど低くなるのがベストでしょう。
夏にくらべ、冬は元の室温との気温差が大きくなり、消費するエネルギーが多くなるため電気料がかさんでしまいます。
寒がりの方などは25度などに設定しているようですが、それでは高額な電気料を請求されるでしょう。
暖房が冷房よりも電気代が高くなりやすい理由
夏場の最高気温は高いと40度になるので、仮に室外温度が40度で室内温度を25度に設定すると考えた場合には、室内外の温度差は15度になります。
これに対し、冬場の最低気温は氷点下になるケースがあり、仮に室外温度が0度で室内温度を25度にすると室内外の温度差は25度と、夏場よりも差が大きくなります。
このため、エアコンの暖房機能は冷房にくらべると電気代が高くなりやすいと考えましょう。
自動運転がお勧め
電気代を気にするあまり、初めは低い温度にするなど工夫する方もおられるでしょう。
これは節約には逆効果で、部屋が暖まるまでに時間がかかるため、余計に電気代がかかってしまいます。
エアコンを使用する際には、自動運転でスタートすると部屋が暖まるまでは高めの温度で、暖まってからは自動で風量や温度を調節してくれます。
この方法であれば最小限のエネルギーで部屋を暖められ、結果として電気代の節約になるのでおすすめです。
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一人暮らしでの暖房は何度から?暖房の節約方法について
寒い冬場に25度や26度に設定したい気持ちはわからなくもありませんが、節約に向けて工夫する方法があります。
まずは、設定温度を20度にするなど、いろいろな節約方法を試してみてはいかがでしょうか。
自動運転
エアコンには暖房モードの場合に、弱、中、強、自動運転を選択できる機種が多いようです。
一見すると、弱モードは省エネに思えますが、前述したとおり設定温度まで到達するのに時間がかかり電気代が余計にかかってしまうでしょう。
その点、自動運転の場合にはエアコンがもっとも効率の良い動作を自動でおこなうので、電力の節約につながります。
風向き
空気は、暖かいと室内の上部に、冷たいと下部に溜まりやすい性質があります。
この性質を利用し、運転するときの風向きを下向きに設定すると効率良く室内を暖められるでしょう。
特別な作業は必要ないので、まずは、ぜひ実践してみてください。
さらに、空気清浄機やサーキュレーターを利用して上部に溜まりやすい暖かい空気を循環させると、より効率的に室内を暖められるでしょう。
こうして冷たい空気が足元など下に溜まらないだけでも、体感は変わってくるのでお試しください。
フィルターの清掃
フィルターが詰まるとエアコンの性能が落ちて、余計な電気代がかかるようになってしまうので2週間に1度はフィルターを清掃しましょう。
フィルターの掃除を面倒に感じている方が多くいますが、掃除機がけのついでにエアコンフィルターを外してホコリを吸い取るだけなので、それほどの作業量にはなりません。
短時間であればスイッチを切らない
近所のコンビニまで出かける場合に切る方や、部屋が温まったので電気代を抑えようとして一度スイッチを切る方もいるようです。
しかし、30分程度の短時間であれば、スイッチを切らずにつけっぱなしにした方が節電につながります。
そもそも自動運転にしておけば、設定温度になれば自然と運転は休止になるはずです。
また、出かけるからといって電源を切ってしまうと、再び運転するときの室内温度との差が大きくなり、電気量を消費してしまうでしょう。
室外機の周囲をチェック
室外機の周りに物を置いておくと効率が落ちてしまうので、周りには物を置かないように注意しましょう。
なお、雪が多い地域では、室外機の周りに雪が積もる場合や、室外機に雪が吸い込まれると効率が落ちるだけではなく故障の要因にもなります。
雪対策として、防雪フードや防雪ネットなどが市販されているので活用しましょう。
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まとめ
エアコンの暖房機能を使うのは、気温が15度ほどまで下がったあたりが目安で、その際の設定温度は20度が望ましいと言えるでしょう。
ただし、それだけでは寒いと感じる方もいるかもしれませんが、今回ご紹介した節約方法などを参考に工夫してみてください。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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