大学進学と同時に一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。
新たに部屋を借りるのは嬉しい反面、不安もたくさんあるはずです。
お気に入りの物件が見つかっても入居審査という壁が待ち受けており、どんなことを審査されるのか不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、大学生の一人暮らしで賃貸物件を借りる際に実施される入居審査や保証人の必要性について解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちら大学生の一人暮らしに保証人は必要か?入居審査のポイント
大学生が一人暮らしをするために賃貸物件を借りることは可能ですが、それには入居審査に通らなければなりません。
貸主としては大切な不動産物件を他人に貸すわけですから、信頼できる人物に貸したいと思うのは心情です。
また、借主にとってもしっかりと身分を保証し、責任を持って賃貸借契約に臨むため入居審査は必要なステップであることが理解できるでしょう。
ここでは、入居審査の内容についてポイントごとに解説します。
支払い能力
大学生は4年間住み続けることがわかっているため、継続して家賃の支払いが可能かどうかが問題視されます。
一般的に大学生は仕事を持っていないため、支払い能力はありません。
そのため、契約は両親がおこなう代理契約になるケースが多く、入居審査も両親に対しておこなわれます。
両親の支払い能力に問題がないと判断されるとスムーズに契約を進めることが可能です。
しかし、本人契約となるか、両親の代理契約になるかは、物件により異なるので、事前に仲介不動産会社に確認してください。
まれに、大学生自身が家賃の支払いをする場合がありますが、その際は安定した収入があることを証明できる源泉徴収票や収入証明書の提出が求められます。
トラブルの有無
大学生が一人暮らしをする際の入居審査では常識度もチェックされます。
貸主や不動産会社にとっては、きちんと家賃を支払ってくれる大学生でも何か問題を起こしそうな方には大切な物件を貸したくないものです。
一人暮らしの大学生がよく起こすトラブルは、夜中や早朝に友達と騒いだり、大声でゲームをしたりといった行為が少なくありません。
知らず知らずに近隣に迷惑をかけている場合がありますので、注意しましょう。
また、ゴミの分別をしなかったり、指定日以外にゴミを出してしまうケースもあります。
ゴミ出しのルールが守れないと町内会から指摘を受けたり、ひどい場合は法的措置を取られかねません。
人柄
高圧的な態度をとる大学生は入居審査で落とされる可能性があります。
挨拶をしなかったり、暴言を吐くなどの行為は近隣の住人を不安にさせる可能性があるからです。
コミュニケーション不足が誤解を招き、トラブルに発展するケースも少なくありません。
入居時には、両隣くらいには入居の挨拶をしましょう。
また、共用部分ですれ違うときなどに、軽く挨拶をするのも大人として最低限のマナーです。
大学生の一人暮らしに保証人は必要か?連帯保証人との違い
一部の学生を除き、一般的に大学生は安定した収入や職業を持たないため、賃貸借契約をするにはサポートしてもらえる人物が必要です。
保証人や連帯保証人がそれにあたりますが、この2つの名称は非常に似ていて、違いがわからないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、両者の違いと親以外でも大丈夫なのかなどについて解説します。
保証人と連帯保証人の違いとは?
どちらも家賃の支払いができなくなった入居者の代わりに家賃を支払わなければならない点では同じです。
しかし、保証人は、貸主や不動産会社から代理で家賃の支払いを請求されても、まずは入居者に本当に支払い能力を調べてほしいと主張することができます。
また、入居者が財産を持っていると証明し、その財産から取り立ててほしいとの訴えも可能です。
一方、連帯保証人は、貸主や不動産会社から家賃の支払いを命じられると、有無を言わさず支払いに応じなければなりません。
請求を拒否する権利がないため、より責任が重いことがわかります。
親以外の連帯保証人は認められる?
親以外でもある条件を満たせば、入居者を保証することができます。
その条件は、安定した職業に就いていて、家賃相当額の支払い能力があることや日本に在住していることなどです。
入居者との続柄にも条件があり、入居者から見て、3親等以内の親族でなければなりません。
2親等は、兄弟・祖父母のことで、3親等は叔父・叔母が該当し、親族のなかでもごく身近な人物であることがわかります。
両親が高齢であったり、収入が少なかったりする場合は、兄弟、次いでおじやおばといった感じに順番に依頼するのが妥当でしょう。
近しい続柄とはいえ、重い責任を伴いますので、親以外の人物に依頼する場合はよく話し合ってから決めてください。
大学生の一人暮らしに保証人は必要か?保証人なしで借りる方法
親が一人暮らしを承諾していなかったり、両親に支払い能力がなく、親戚にも頼れなかったりとさまざまな事情を抱えている大学生も少なくありません。
その場合、保証人なしでも賃貸契約ができるか、心配している方もいるはずです。
実は連帯保証人を立てる以外にも入居審査を通過する方法はあります。
ここでは、保証人なしでも、賃貸借契約をしたいと思っている方に、3つの適切な方法を解説します。
保証会社に依頼する
保証会社は親や親近者の代わりに家賃の支払いを保証してくれる会社です。
家賃の支払いが滞っても入居者の代わりに支払いをしてくれるため、契約を継続することができます。
保証会社が立て替えた家賃は、別途請求が来て支払わなければなりませんが、入居者にとっては心強い存在ではないでしょうか。
保証会社に依頼する場合、入居者は保証会社を選ぶことはできません。
家主、または不動産会社が指定した保証会社を利用することになります。
保証会社を利用する際は、1か月分の家賃の30%〜100%の初期費用が必要です。
物件のなかには保証会社の利用が必須のものもありますので、確認してください。
クレジットカードを利用する
家賃の支払いをクレジットカード払いにして、支払い能力を証明する方法もあります。
クレジットカードは、作成時に審査があり、支払い能力が審査されるため、入居者の信用度が保証されるます。
家賃の支払いをクレジットカード払いできるかは、物件にもよって異なるので、確認するようにしてください。
また、仲介している不動産会社が契約しているクレジットカード会社で、新たにクレジットカードを作成しなければならないケースもあります。
クレジットカード会社で信用度が保証されれば、賃貸借契約が可能となります。
保証人が立てられない場合は、クレジットカード払いが可能な物件を選びましょう。
保証人が不要な物件を選ぶ
保証人なしで契約できる物件にUR賃貸住宅があります。
UR賃貸住宅とは、都市再生機構が管理している住宅で、一般の賃貸物件とは異なり、公的機関が貸主です。
礼金や敷金・仲介手数料などが不要となるため、初期費用が安くすむ点で人気があります。
ただし、家賃の4倍の収入が保証される方のみ契約が可能です。
そのため、契約の際は、自分の収入、もしくは両親の収入が証明される資料を用意するようにしましょう。
ほかにも、不人気物件や訳あり物件などは、厳しい条件が課せられず契約できる物件もあります。
どちらも自己責任での契約となりますので、後悔しないようしっかりと考えてから契約をしてください。
まとめ
賃貸借契約をするためには、支払い能力が審査されることはもちろん、人柄やマナーなども重要視されます。
まだ学生とはいえ、大人の常識を持って賃貸借契約に臨みましょう。
トラブルのない大学生活が送れるよう慎重に物件を選んでください。
大国住まい スタッフブログ編集部
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