ペットになるべくストレスを与えずに引っ越しをしたいけれど、どうすれば良いのかわからず不安になる方も多いと思います。
動物の種類によって不安を感じる場面が違い、移動方法も変わってきます。
この記事では、どんな引っ越し方法があるのか、おすすめの移動方法を種類別でご紹介していきますので参考にしてみてください。
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ペットを連れていくときの移動手段は、自分で運ぶ方法、ペット対応の引っ越し業者に依頼する方法、ペット専門の輸送業者にお願いする方法の3つが挙げられます。
それぞれどんなメリットやデメリットがあるのかご紹介していきます。
自分で連れていく方法
自分で連れていく場合、飼い主が近くにいることで安心し、費用もかからないため、お出かけすることに慣れていればおすすめの移動手段です。
短距離〜中距離程度の自家用車での移動であれば、ストレスもかかりにくく、ペットも安心感があります。
しかし、車での移動に慣れていない場合、飼い主も動物も大変な思いをする可能性があり注意が必要です。
また、公共交通機関を使って自分で運ぶことも可能ですが、会社ごとにケージを持ち込む際にかかる料金が違い、種類によっては一緒に乗車できないこともあります。
公共交通機関を利用する際には、乗り物酔いを防ぐために食事の時間を乗車の2~3時間前に済ませておくなど、周囲への配慮が必要不可欠です。
ペット対応の引っ越し業者に依頼する方法
ペットの移動も対応してくれる引っ越し業者は、自分で運ぶことに慣れていない方や効率良く手配を進めたい方に向いています。
引っ越し会社がペット輸送も一貫しておこなっているところは少なく、ペット輸送専門会社に委託している場合が多いです。
そのため、日程調整などはしやすいですが、専門業者に直接依頼するよりも割高になる傾向があります。
また、輸送対応している種類が専門業者に比べると少なく、距離や種類によって料金が変わってくるため、事前に確認しておきましょう。
ペット輸送専門の引っ越し業者に依頼する方法
長距離の移動や自分で運ぶことに慣れていない場合は、ペット輸送専門業者に依頼すると良いでしょう。
輸送のプロであり、ストレスがかかりづらい環境で運んでくれるため、爬虫類や魚など移動が難しい場合でも安心です。
業者によって保険に加入していたり、家族も同伴して移動できたりするので事前に調べておくことをおすすめします。
また、距離によってはペットタクシーを利用したほうが安くなる場合もあります。
ペットの種類別でおすすめの引っ越し方法
ペットの種類によってストレスを感じる場面が変わってくるため、おすすめの移動方法も違います。
ここでは、種類別でおすすめの移動方法について解説しています。
移動に慣れさせる準備が必要なペットもいるので確認しておきましょう。
犬や猫におすすめの引っ越し方法
犬や猫の移動はストレスになりやすく、さまざまな配慮が必要です。
飼い主がそばにいると安心するため一緒に移動することが望ましく、車でのお出かけに慣れていて、移動距離も長くなければ自家用車で移動するのも良いでしょう。
しかし、慣れていないと飼い主にもペットにもストレスになります。
自家用車での移動が心配であれば、一緒に移動できるペット輸送専門の業者やペットタクシーを検討してみましょう。
ケージに入ることが前提となるので、事前にケージに慣れさせておいたり、普段遊んでいるおもちゃなどを持っていったりするなど工夫するとストレスを軽減できます。
また、犬や猫を移動させる際、乗り物酔いを防ぐため移動の数時間前には食事を済ませておくことが大切です。
鳥におすすめの引っ越し方法
鳥も移動することでストレスを受けやすく注意が必要です。
自家用車で移動する場合は、小型のキャリーに入れて後部座席にしっかりと固定しておきましょう。
助手席に置いてしまうと運転中に気を取られてしまったり、何かあった時にエアバッグが開いた衝撃で鳥が怪我をしてしまったりする可能性があり危険です。
また、鳥は景色が変わっていくと興奮してパニックに陥ることがあり、布を被せるなどして景色が見えない状態にしておくことも大切です。
水はこぼれる場合があるので、小松菜などを水分補給変わりにしたり、温度管理も重要なので暑い日は保冷剤を活用したりするなど工夫しましょう。
このように、自分で運ぶ場合は気を配ることが多いため、心配な方は専門業者に依頼することをおすすめします。
魚におすすめの移動方法
魚は温度管理や酸素管理が大切なので、ペット輸送専門業者に依頼して移動させるのがおすすめです。
また、移動中の水温は細かく設定できないので、引っ越しの前から常温の水温に慣れさせておくなど事前に準備しておくことが大切です。
魚は水質にも敏感でストレスを感じやすいため、移動させる1か月前から1週間に1回程度水替えするなど、水替えの頻度を上げて新しい飼育水に慣れさせておきましょう。
1週間前からは、常温の水に温度を近づけていきますが、急激に温度を変えてしまうと魚に負担がかかってしまうので、温度を少しずつ変えていくことが重要です。
また、前日は、狭いスペースで糞をするとアンモニア中毒になる危険性があるため、餌は与えないようにします。
魚の移動の場合は、事前の準備が重要になるため、引っ越しが決まった時点でスケジュールを立てておくと良いでしょう。
引っ越し後に必要なペットの手続き
犬や国から指定されている動物を飼っている場合やマイクロチップを装着している場合は住所変更の手続きが必要になります。
どんな手続きが必要なのかまとめましたので参考にしてみてください。
犬と引っ越しした場合の手続き
犬を飼う場合は犬の住所登録、年1回の狂犬病予防注射、犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着することが法律で定められています。
そのため、犬と引っ越しした日から30日以内に犬の登録住所を変更しておきましょう。
まず、以前住んでいた市町村に連絡し登録を消してもらいます。
その後、動物愛護センターなど新居先の市町村が指定している場所に転入前の登録鑑札を持っていき転入の手続きをおこないます。
鑑札を紛失されてしまった場合は、再交付手数料がかかるため注意が必要です。
指定動物と引っ越した場合の手続き
国が指定した動物は、人に危害を与える危険性があるタカやワニなど約650種類で、対象になっている動物を飼っている場合は、一定の手続きが必要です。
また、令和2年の法律改正により、指定動物を愛玩目的で飼い始められなくなりました。
法律改正以前に飼育している方は継続して飼えますが、引っ越しの際には、管轄の市区町村にある動物愛護センターなどで定められた手続きを必ずおこないましょう。
ペットにマイクロチップを付けている場合の手続き
地震や水害、盗難、事故などの災害で迷子になってしまった場合でもマイクロチップを装着していることで、飼い主と再会できるようになります。
日本では、令和4年6月からペットショップなどにいる動物はマイクロチップが義務化されるようになりました。
住所変更をしていない場合はマイクロチップの役割を果たすことができなくなるので新居に越したら、住所変更の手続きをおこないましょう。
まとめ
ペットと引っ越しすることは飼い主もペットにとってもストレスがかかりやすいです。
自分で新居まで連れていく方法であればコストはかかりませんが、さまざまな場面で注意が必要です。
そのため、引っ越し業者や専門業者も検討して、お互いに負担がかからない移動方法を選ぶと良いでしょう。
大国住まい スタッフブログ編集部
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