大学生になって初めての一人暮らしは、どの地域が安全なのか、どのようなお部屋が快適なのか全く分からない中でのスタートです。
ここでは、大学生が一人暮らしした場合の平均的な家賃の金額や最初にかかる費用の内訳、家賃を抑えるための工夫などをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら全国平均の家賃はいくら?大学生の一人暮らしのケース
進学を機に親元を離れて一人暮らしを考えるケースは多いですが、自立した生活を可能にするには、まずは家賃の平均額を知ることが大切です。
大学生一人暮らしの家賃はいくらが適切?
賃貸物件には単身者向けやファミリー向けなどさまざまな部屋タイプがありますが、なかでも学生向けの部屋は学校に近く家賃が安めに設定されています。
全国大学生活協同組合連合会の調べた「第57回学生生活実態調査概要報告」では、2021年度の全国平均家賃は53,920円となり、前年度に比べて1,010円増加しています。
前年度からは増加に見えますが、大きな増加ではなく、2011年から5万円程度の横ばいとなっており、平均額はここ数年間変わってはいないようです。
同じ調査概要報告から、毎月1〜1.5万円程度の貯金・繰越金が発生しており、暮らしぶりにもよりますが、多くの学生が毎月赤字になることなく暮らせているのがわかります。
地域差あり!家賃はいくらに設定したら良い?
全国の平均的な家賃の金額は5.3万円程度とわかりましたが、地域や都市部や郊外といった違いでも差が現れやすいものです。
同じく全国大学生活協同組合連合会が調査した「2021年度保護者に聞く新入生調査」では、各地域での平均額が掲載されていました。
北海道は47,600円、東北では47,300円、関東は69,000円、関西は52,200円、九州・沖縄では44,400円と、地域によって最大2万円ほどの差が出ています。
仕送りや収入額にもよりますが、わずかでも貯金ができる程度のゆとりを持てる収支になる金額を考えましょう。
平均家賃のお部屋の間取りは?駅からの近さは?
広い間取りを希望した場合には1DKや1LDKなどの賃貸物件も視野に入れますが、主要駅から近いなどの好条件をプラスすると、平均家賃から1〜2万円ほど高くなるでしょう。
部屋数や1部屋の広さを抑えた1Rや1Kなどにすると、同じ立地条件でも1万円ほど安く抑えることができ、生活費にゆとりを持たせられます。
駅から徒歩10分以内は賃料が高くなりがちで、駅から徒歩20分もしくは自転車で10分程度の賃貸物件も視野に入れるとお部屋を見つけやすくなります。
大学生一人暮らしの家賃の初期費用とは?
全国大学生活協同組合連合会の調査によると、2021年度の新生活の準備や引っ越しなどすべての費用の全国平均額は、約57万円という結果が出ています。
初期費用に含まれる賃貸借契約から引っ越し、新たに購入する家具などがそれぞれいくら必要となるのかご紹介します。
お部屋の賃貸借契約にかかる初期費用はいくら?
まずは生活の拠点となるお部屋の契約にかかる初期費用ですが、これには家賃や管理費・共益費、敷金礼金や仲介手数料、火災保険料に鍵の交換費用などが含まれます。
あくまでも一般的にかかる初期費用の項目なので、賃貸物件によってかかる費用項目が異なることはよくあります。
たとえば、礼金のない賃貸物件ならば家賃1か月分を抑えることができるので、どのような費用がかかるのか、必ず見積もりを出してもらいましょう。
お部屋の契約にかかる初期費用は家賃4〜5か月分になることが多く、金額にして20〜30万円程度が一般的と言われています。
引っ越しにかかる費用は荷物が多いほど高額になる
上記のお部屋の契約にかかる初期費用とは別に、引っ越し費用もさらにかかってくるため、一人暮らしを始めるのは簡単ではありません。
大学生が一人暮らしを始めるための引っ越しでは、荷物がそれほど多くはないので、単身者向けのサービスを利用すると5〜6万円程度に収まるでしょう。
引っ越し費用は荷物の多さと移動距離に比例するため、遠方に引っ越しを予定している場合には持っていく荷物を減らし、新居で購入し直したほうが安く抑えられることもあります。
一般的な荷物の量ならば10万円を超えることはありませんが、荷物が多い人や引っ越しシーズンとなる3〜4月にはシーズン料金などが加算され、高くなりやすいです。
家具家電はどこまで買う必要がある?必要な家電を選び抜こう
大学生の一人暮らしの場合、実家にある家具家電と同じものを揃える必要はなく、自分が生活するのに必要なだけ持っていれば十分です。
新生活に必要な家具や家電など購入すると30万円前後かかるといわれており、ここ削減しすい経費となります。
たとえば、深めのフライパン1つあれば、煮る・焼く・炒めるの調理が鍋1つで完結し、お皿やグラスなども最低限なものだけを揃えると、初期費用を大きく抑えることができるでしょう。
大学生の一人暮らしに適したお部屋の探し方や家賃を抑える工夫
防犯性や利便性など、お部屋に対する条件はさまざまありますが、ある程度の条件は緩めて、ここだけはというポイントに絞り込むことをおすすめします。
学生だからこそ通学時間は最小限に抑えたほうが良い
学生の本分は勉学であり、勉強する時間を減らしてしまうものにはアルバイトやサークル活動などがありますが、1番は通学時間です。
通学時間は本を読んだり音声学習を聞いたりすることはできますが、逆を言うとそれしかできない時間でもあります。
家から学校までの距離が伸びるほど、無為に過ごさなくてはならない時間が増えてしまい、貴重な学生時代の時間を浪費してしまいます。
お部屋に求める条件はさまざまありますが、学校まで1時間を超えてしまうような長距離移動とならないよう、立地条件だけは削りすぎないよう気を付けてください。
お部屋の探し方で「築年数」は条件に入れないほうがお得
誰しも築年数は新しいお部屋を選びたいところですが、家賃を抑えるには築年数は条件から外すのも良いでしょう。
築年数の古さは建物自体の古さとも捉えられ、老朽化などの心配が出てくることもありますが、目立つほど危険な破損や劣化がなければ、築年数の古いお部屋でも十分快適に過ごすことができます。
近年ではリフォームやリノベーションをしたお部屋も増えており、外観の割に室内は最新の設備が整えられていることもあって、外から見ただけでは良さがわかりません。
築年数だけで条件から外すのではなく、内見をして室内をよく見てみれば、理想のお部屋と出会える確率は高くなります。
家賃を抑えたお部屋の探し方は狭い間取りにあり!
大学生の一人暮らしの平均家賃は約5万円で、間取りの多くは1Kや1Rとなるため、狭いことや部屋数が少ないことは覚悟しておく必要があります。
しかし、9畳の1Rでも家具の置き方や色を選ぶことで、お部屋を広く見せることができるため、工夫次第で狭さは気にならなくなるでしょう。
白いカーテンや家具でまとめると、清潔感もありつつお部屋を広く見せるのに役立ち、圧迫感を受けずに快適に過ごすことができます。
逆に重い色や派手な柄を多用したり、背の高い家具や家電を置いたりすると圧迫感により、部屋が狭く感じますので気を付けてください。
まとめ
学生生活を楽しむには、基盤となる住空間をどこまで快適に保てるか、生活費に苦悩することなく暮らせるかにかかっています。
素敵な学生生活の幕開けとなるお部屋探しには、不動産のプロである弊社までお気軽にご相談ください。
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