審査って誰がするの?
落ちる理由、落ちないための注意点
保証会社の審査落ち理由は決して仲介業者、申込者には伝わってきませんが、考えられる理由としては以下のような事が挙げられます。
1.過去に保証会社を利用して、現在も家賃の未払い分が残っている
2.過去に保証会社を利用して、現在は家賃の未払い分は解消しているが、何度も保証会社から代位弁済を受けた経験がある
この2点に関しては大手保証会社が所属する団体全国賃貸保証業協会(LICC)にて【氏名、住所など基本情報】【代位弁済歴、代位弁済残高】など過去5年間分保管されています。
入居したいお部屋がどの保証会社を利用するのか事前に確認しましょう。大家さんが利用する保証会社が1社とは限りません。LICC加盟してない保証会社が利用可能ならそちらで審査をお願いしてみましょう。
他の細かい理由はこちら
3、本人確認時の電話対応の印象がよくない
普段の話し方が高圧的と言われてしまう方や、海外の方で日本語が話せず会話がままならない場合なども注意が必要です。丁寧に受け答えすることを心掛けたり、代理の方に横にいて通訳してもらうなど対処するのがいいですね。
4、入居申込書の内容と、電話確認時に違う内容を答えてしまう
稀に申込書の勤務先や収入を偽って記載し、審査と通そうとされる方もいるようです。万が一、忙しい時に本人確認電話があり、うっかり勤務先住所など言い間違えてしまったら・・嘘を書いているかも?と疑われてしまい審査落ちにつながります。
電話確認時は落ち着いた状況で電話受け、可能であれば申込書のコピーを見ながら受け答えことも大切かもしれません。
5、保証会社が契約者(もしくは緊急連絡先)に電話連絡を入れても電話に出ない、折り返しもない、連絡がつながりにくい
この原因は意外に多いです、保証人又は緊急連絡先の方に連絡付きにくい場合や、確認時に「保証人になる(緊急連絡先になる)とは言ってない。」など話が伝わってない場合は入居後にも同じように、話が伝わらないのでは?と心配され審査落ちる大きな要因となります。
事前に電話確認がある説明と、でれなくても当日か翌日中には折り返し連絡することが大切です。
6、申込内容や引っ越し理由に違和感があり、転貸借、民泊などと疑われる
セカンドハウスを借りたい場合など要注意です、民泊するのでは?と疑われそうな場合は事前に担当営業マンに保証会社へ事情を伝えておいてもらうなど配慮してもらいましょう。
7、実は審査落ちたわけではないのに仲介業者に「審査落ちた」と伝えられた
嘘のような話ですが、実際にお客様が被害にあった話です。その理由としては・・オトリ広告をする不動産屋、申込までが仕事と思う営業マンが存在するためです。
【オトリ広告で来店を促し、架空の条件で申込を受けた】
【申込が先着順にもかかわらず大家さんへ申込書のFAX,メールが遅くなり申込ができてなかった】
【どのマンションでも取り扱えますよ。と申込をうけたが、他社専任物件でそもそも大家さんと取引できない】
など仲介担当者の思惑で審査に流してさえいない場合もあります。
オトリ広告や、申込できてなかった等のミスがバレるのが嫌で「審査落ちました、他の部屋を紹介します。」とバレなきゃ問題ないという不誠実な方もいらっしゃるようです。
オトリ広告で来店させる→存在しない部屋とは言えず申し込みは受ける→「審査落ちた」と嘘をつき、違う部屋を勧める→別の部屋で契約させる。
といった不動産業者もあるので気を付けてください。
審査に落ちた時の対処法
1度入居審査に落ちた方が、同じ名義で同じマンションの審査に通るのは基本的には難しいのが現状です。
弊社も大家さんと入居者様の仲介という立場上、大家さん側のことを考えると非常に申し上げにくいのですが対処法としては「契約者を変えて申込する」方法があります。
身内の方で代わりに契約者になってもらい、入居者はご自身がなると正直に申込すれば再度審査かけてもらえる場合も多いです。
まとめ
せっかく時間をかけて部屋探し、気に入ったお部屋が見つかったのに審査落ちて入居できないなんてショックがはかり知れません。
・保証会社を数社利用してくれる物件を選ぶ
・審査通る保証会社に変更してもらう
申込前に審査落ちのリスクを排除することも可能なので、審査が不安な方は担当スタッフに正直に状況をお伝えすることが大切です。
関連記事
なんば・大国町でお部屋探しは
地域密着の大国住まい
株式会社ダブルジェイシー
大阪市浪速区戎本町1-5-20
TEL 06-6567-8945
HP www.sumai-wjc.co.jp/