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賃貸物件のなかには、洗濯機置き場が室外に設置されている物件もあります。
近年では、洗濯機置き場は室内にあるのが一般的なため、室外にある物件での暮らしやすさが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件のメリット・デメリットや居住に向いている方についてご紹介します。
洗濯機置き場が室外でも問題ないと思えれば、選択肢が広がって物件探しがスムーズになるため、ぜひご参考にしてみてください。
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まずは、賃貸物件において洗濯機置き場が室外にある場合のメリットについてご紹介します。
家賃が安く設定されている
ほかの条件との兼ね合いもあるため、一概にはいえませんが、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件は多くのケースで家賃が安く設定されていることがメリットです。
賃貸物件を契約する際は、家賃のほかにも敷金や礼金といった初期費用が発生します。
敷金や礼金は家賃の1か月から2か月分が相場になるため、もともとの家賃が安ければ初期費用の負担を減らせるでしょう。
また、家賃を抑えられた分、引っ越し費用や新生活を始めるための家具や家電代にも使用できます。
室内のインテリアを充実させられるため、快適な新生活をスタートできるのも嬉しいポイントです。
部屋を広々と使用できる
同じ専有面積の物件と比較すると、室外に洗濯機置き場があるほうが部屋を広々と使用できるのもメリットの1つです。
洗濯機は大きくスペースをとるため、生活感が出やすい家電といえますが、室外に置けば気になりません。
室内でも動きやすく、ゆっくりと過ごせたり、使用したい家具を置いたりもできるでしょう。
洗濯機の音を気にしなくてすむ
洗濯機が室内にあると回転音が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とくに部屋数の少ない間取りだと音が響きやすいかもしれませんが、室外に洗濯機置き場があれば音を気にする必要がなく、安心です。
昨今ではリモートワークを実施する企業や学校が増えており、自宅で長時間過ごすことも多いでしょう。
しかし、室外に洗濯機置き場がある物件なら室内が静かで仕事や勉強をおこなっている間の洗濯も可能なため、効率的に家事をこなせます。
水漏れのトラブルへの不安が少ない
賃貸物件は集合住宅のため、近隣住民とのトラブルが心配な方も多いでしょう。
洗濯機などの水回りで発生する水漏れは、階下の住民とのトラブルになりやすい要因の1つです。
自分の部屋だけでなく、階下にまで浸水してしまった場合は、賠償問題などに発展する可能性もあります。
しかし、洗濯機置き場が室外であれば被害が最小限ですみます。
近隣住民とのトラブルによりその後の生活に影響が出る可能性を考えても、リスクを抑えられるのはメリットといえるでしょう。
賃貸物件において洗濯機置き場が室外にある場合のデメリットも把握しよう!
洗濯機置き場が室外にある賃貸物件にはメリットがある反面、デメリットもあります。
先述したメリットに魅力を感じたのであれば、デメリットについては対策をおこなうことによって快適な生活へつなげることが可能です。
ここでは、洗濯機置き場が室外にある賃貸物件のデメリットやその対策について見ていきましょう。
洗濯機が汚れやすい
洗濯機を室内に置いた場合と比較すると、洗濯機が汚れやすいことはデメリットです。
室外の洗濯機置き場は、一般的に廊下やベランダにあることが多く、立地によっては砂ぼこりや排出ガスにさらされる可能性があります。
ただし、洗濯機を室内に置いた場合でもほこりはたまるため、室内の場合と同じようにこまめに拭き掃除をおこなえばきれいに使用することが可能です。
また、劣化が進みやすくなるため、日差しにも注意が必要です。
日差しについては、洗濯機カバーを取り付けることによって防げます。
洗濯機カバーはほこりよけにもなるため、洗濯機をきれいな状態で使用するのにも有効です。
DIYが得意な方は、自作でカバーやフェンスなどをつくっても良いでしょう。
ただし、ベランダに設置する場合は、避難経路や間仕切り壁などをふさがないように注意が必要です。
洗濯のたびに外に出る必要がある
洗濯をおこなうためには、洗う前と洗ったあとの2回外に出なければなりません。
洗濯機置き場がベランダの場合は、それほど気にならないかもしれませんが、玄関先の廊下などにある場合は、近隣住民と顔を合わせる可能性もあります。
そのため、身なりを気にしなければならない場面があるかもしれません。
また、冬場や夏場などの季節によっては寒かったり、暑かったりするため、洗濯をおこなうのがつらい状況になることもデメリットとして想定しておきましょう。
対策としては、着替えなどを考えて洗濯が億劫にならないようにするために「帰宅したらすぐにおこなう」など、ルーティーンをつくることをおすすめします。
とくに冬場や夏場は、気温が落ち着く時間帯を狙うなどの工夫が必要でしょう。
防犯面でのリスクがある
洗濯機置き場が室外にある場合は、室内の場合と比較すると盗難やのぞきなどの心配があるため、防犯面でのリスクが高くなってしまいます。
とくに玄関先の廊下などに洗濯機置き場がある場合は、注意が必要です。
このようなデメリットに対しては、洗濯機を置かないという選択肢もあります。
近隣にコインランドリーがあれば、好きなタイミングで洗濯しやすいほかシーツなどの大物も洗いやすく、乾燥まで終わらせることが可能です。
単身世帯などで1回の洗濯物の量が少ない場合などは、コインランドリーの大きな洗濯機でまとめて洗うことによって光熱費や手間を省くことができるでしょう。
室外に洗濯機置き場がある賃貸物件が向いているのは?
最後に、ここまでお伝えしたメリットやデメリットを踏まえ、室外に洗濯機置き場がある賃貸物件が向いている方についてご紹介します。
家賃を低く抑えたい
室外に洗濯機置き場がある賃貸物件は、家賃が安めに設定されていることが大きなメリットでした。
そのため、住居に使える予算が限られており、なるべく家賃の安い物件を探している方に向いています。
家賃が安ければ毎月の生活費の負担も軽くなるため、貯金を増やしてから別の住居を探すという方法もあります。
予算内におさまりそうなら立地などのほかの条件を優先することも可能です。
家賃を安くすませるかわりに利便性の良い場所に居住するのも選択肢の1つといえるでしょう。
居住スペースは広いほうが良い
洗濯機が室外にある分、居住スペースが広くなるため、狭い空間が苦手な方にも向いています。
室内に洗濯機置き場がある賃貸物件と比較するとスペースが広いため、設置するインテリアや家具などにもある程度はこだわれるのではないでしょうか。
作業に集中したい
洗濯機の回転音を気にせず作業に集中したい方に対しても室外に洗濯機置き場がある賃貸物件は向いています。
窓やドアを閉めれば、洗濯機の音は聞こえてこないため、快適に仕事や学習ができるでしょう。
集中してテレビを見たり、音楽を聴いたりしたいときにも便利です。
まとめ
洗濯機置き場が室外にある賃貸物件は、家賃が抑えられるのが大きなメリットです。
デメリットが気にならない方やライフスタイルに鑑みて室外に洗濯機置き場があっても問題がない方にとってはお得に居住できる物件といえるでしょう。
メリットとデメリットの両面から見て、室外に洗濯機置き場がある賃貸物件が向いている方は物件探しの可能性が広がるため、ぜひ居住を検討してみてはいかがでしょうか。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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