賃貸物件を探しているときに「インターネット無料」という物件を目にしたことがある方もいると思います。
物件のなかにはインターネット対応・完備となっている物件もありますが、対応と完備の違いについてよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、インターネット対応と完備の違いや、インターネット回線工事をする際の注意点について解説していきますので、賃貸物件をお探しの方は参考にしてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちらインターネット無料の賃貸物件とは?
賃貸物件を探している方のなかには、インターネット無料の物件がどのようなものなのか知らない方もいると思いますので、解説していきます。
インターネット無料とは?
インターネット無料の賃貸物件とは、入居することで個人契約なしにインターネットを利用できる賃貸物件のことです。
コンビニやカフェなどで利用できるWi-Fiを自宅にいながら利用できると考えるとわかりやすいでしょう。
一般的には、Wi-Fiを利用するとなれば自分で契約して料金を支払う必要がありますが、インターネット無料の賃貸物件では大家さんがWi-Fiを契約して、入居者の方が無料で利用できるようにしているのです。
インターネットを無料で利用できる理由
インターネットが無料で利用できるのは、大家さんが料金を代わりに支払っているからです。
賃貸物件を運営する側としては入居者がいない状況が一番困るので、代わりに料金を支払い、生活費(通信費も含む)が厳しいという方でも入居しやすくしています。
インターネット無料の賃貸物件にはこういった理由があるため、無料でインターネットが提供されているのです。
インターネット無料の賃貸物件を契約するメリット
インターネット無料の賃貸物件を契約するメリットは3つあります。
1つ目は、インターネット料金がかからないという点です。
賃貸物件に入居するだけでインターネットが利用できるので、当然ながら料金は発生しません。
近年ではWi-Fiを自宅に設置するのは当たり前となっているので、この点は大きなメリットとなります。
2つ目は、入居後すぐにWi-Fiを利用できる点です。
一般的な賃貸物件であれば、入居してからインターネット環境を整えるため時間がかかりますが、もともと環境が整っていればその時間も必要ありません。
そのため、この点もメリットと言えます。
3つ目は、契約の手間が省けるという点です。
Wi-Fiを利用するとなれば、プロバイダと契約をしたりしなければいけませんが、インターネット無料の賃貸物件ではその契約手続きも必要ありません。
インターネット関係に弱い方からすればプロバイダ契約などは非常に面倒なので、この点も大きなメリットと言えるでしょう。
インターネット対応と完備の違いとは?
インターネット対応の賃貸物件
インターネット対応の賃貸物件とは、建物にインターネット回線が引っ張ってある状態の賃貸物件を指します。
この場合は、建物全体にインターネット回線が引いてある状態なので、入居者全員で共用利用することになります。
またインターネット回線が引いてあるといっても、共用部までしか回線は引っ張られていないので、自室までは工事をしてインターネットを開通させなければいけません。
ただ通常の工事とは違い、共用部から自室までの工事で済むので、短時間かつ低価格で工事ができます。
インターネット完備の賃貸物件
インターネット完備の賃貸物件とは、入居してすぐインターネットを利用できる環境が整っている物件を指します。
この場合は、自室までインターネット回線が引かれている状態なので、工事をすることなくケーブルを接続するだけですぐにインターネットを利用することが可能です。
そのため、プロバイダ業者を探して契約する手間も省くことができます。
ただ、インターネット完備の場合は、プロバイダ業者を自分で選ぶことができないので、その点は頭に入れておいてください。
もし、インターネット完備の物件でプロバイダを変更したい場合は、大家さんに一度相談してみましょう。
対応と完備の違い
インターネット対応と完備の大きな違いは、プロバイダ契約と工事の必要があるかどうかです。
インターネット対応の賃貸物件では、インターネットを賃貸物件の共用部まで引いてありますが、その後の工事やプロバイダ契約は入居者自身でおこなわなければいけません。
その反面、インターネットが完備されている賃貸物件は、自分で契約したり工事したりする必要もなく、入居してすぐにインターネットを利用することができます。
どちらもインターネットの利用がしやすい点は変わりませんが、この2点が大きく異なるので、契約する際は自身に合った賃貸物件を契約してください。
インターネット対応のメリット
インターネット対応賃貸物件を契約するメリットは、自分でプロバイダ契約ができる点です。
もともと完備されている賃貸物件とは違い、自室までのインターネット回線は自分で契約して決めることができるので、自分の好きなプロバイダ業者と契約することができます。
そのため、インターネット回線にこだわりたい方や、回線の速度を上げたい方におすすめです。
インターネット完備のメリット
こちらのメリットは、あらゆる手間をすべて省けるという点です。
プロバイダ契約や回線工事もすべて完了しているので、自分で手続きしたりする手間を省くことができます。
そのため、インターネットについてよくわからない方や、賃貸物件を短期契約する方などにおすすめです。
インターネットの回線工事をする場合の注意点
インターネット回線工事をする場合は、いくつかのことに注意する必要があります。
ここでは工事する際に注意すべき点をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件の工事には大家さんの許可が必要
賃貸物件にインターネット回線を引き込む場合は、大家さんに確認を取ってから工事を進めるようにしましょう。
自分の判断で勝手に工事を進めてしまうと大家さんとトラブルになるので、勝手に工事はしないようにしてください。
とくに外部から回線を引き込む場合は、壁に穴を開けたりする工事が必要になるので、勝手に工事をすると取り返しがつかなくなってしまいます。
そのため、必ず確認と了承を得てから工事をするようにしてください。
光回線は使えない場合がある
光回線を契約しようと思っている方は、そもそも工事可能なのかしっかりと調べておきましょう。
光回線は街中に張り巡らされたケーブルを通じてインターネット接続をおこなうので、そもそも近くまで光回線が引かれていないと利用することができません。
とくに、山奥や市内から離れた場所になると回線を契約できない場合もあるので、賃貸物件を選ぶ場合はどのインターネット回線が利用できるか調べてから契約するようにしてください。
工事開始まで時間がかかる
インターネット回線の工事をする場合は、入居前から工事会社と予定を立てておきましょう。
よく、入居してからプロバイダ契約や工事の段取りをする方がいますが、状況によっては工事開始まで1か月以上かかる場合もあるので、早めに契約を済ませておくことをおすすめします。
とくに、繁忙期になると業者が工事に来られないこともあるので、早めに計画を立てておくことが重要です。
インターネット回線がないと非常に不便な思いをすることになるので、しっかりと計画を立ててから入居するようにしてください。
まとめ
インターネット無料の賃貸物件について解説しました。
インターネットをよく利用する方からすれば便利な賃貸物件ですが、それぞれの特性などを把握しておかなければ後悔することもあるので、事前にしっかりと調べてから賃貸借契約をするようにしてください。
また、工事が必要な場合は、大家さんや工事業者と相談してから工事を進めてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら