初めての部屋探し、とりあえずCMでよく見る大手の不動産屋さんへ行けば安心かな?
ちょっと待ってください。
大手不動産屋さんだから物件が多い、安心だ、なんてことはないんです。
実は皆さんが大手と思っている不動産屋さんのほとんどが個人経営や小さい会社がフランチャイズで看板借りてるだけなんです。
フランチャイズ(FC)って?
フランチャイズといえばコンビニエンスストアが一番わかりやすいかもしれません。
ファミリーマートやセブンイレブンなどの看板やノウハウを借りて商売をさせてもらうといったものです。
不動産業界も同じでCMでお馴染みのエイブル、アパマンショップ、センチュリ-21、ミニミニなどがあります。
店舗それぞれに経営者が違い、経営方針も違う為、大手の看板を掲げた中身は新規参入で物件数もノウハウもない会社だったなんてことはよくあります。
1093店舗中 993店
センチュリー21
965店舗中 965店
エイブル
818店舗中 375店
ミニミニ
446店舗中 235店
5割~9割が直営店ではないという現実です。
同じアパマンショップでも物件量、サービスに違いがでるのはこのためで「大手だから安心だ」とは言い切れないわけです。
メリット
・集客という点で看板に信用があるので数字が見込める
・営業面など本部から研修が受けられる など
すべて経営側のメリットであり、本部がアフターフォローをしてくれるわけでもありませんし、お客様にとってのメリットはないに等しいです。
・遠方の物件情報を他のFC店舗からもらえることもある
例えば大阪市内のアパマンショップで奈良や兵庫の物件を探す場合に、奈良や兵庫のアパマンショップ系列店に物件詳細を送ってもらえる場合があり、わざわざ奈良や兵庫のお店にいく必要はない。
ただ内覧したい、その土地の不動産屋にしかない部屋も多いので、実際に探してるエリアのお店に行くことをおすすめします。
開業資金だけでも高いのに、さらに加盟金で100~300万ほどかかる。
・ロイヤリティが発生する
定期的に売上の数パーセントを本部に納めなければいけないため固定費があがる。
・出店場所が限られる
1駅ごとに1店舗のみや、外に掲げる看板のサイズ指定があるなど出店に制約が多く賃料コストが上がってしまう。
これらのコストを維持するために接客現場では仲介手数料以外で売り上げをあげるお店もあるようで、記憶に新しいこんな事件もありました。
消臭抗菌代という名目で契約時にお客様から費用をいただいたにも関わらず、入居までに抗菌作業をせず販売料金を全て売り上げにしていました。
バレないように抗菌スプレー缶を処分していたところガスに引火し爆発したようです。
・他のFC店の悪いイメージが、会社違うのに同じと思われる
例えば関東のアパマンションショップで悪いイメージを持ったお客様が、関西に引っ越しする際にアパマンショップには行きたくない。と思っていたとしても関西のアパマンショップ加盟店からしたら運営会社が違うのにとばっちりですよね。
同じアパマンショップでも物件力もありサービスの良い会社もあれば、悪い会社もあるという事です。
まとめ
物件数no.1をうたう大手FCも、全店舗合わせればそうでしょうが1店舗ごとにオーナーが違えば、物件量が少ないお店も多くあります。
実際に地元のオーナーと取引してもらえないFC加盟店も多いので、FCに加盟してない不動産屋さんのほうが物件量がある場合が多いです。
そんな会社はそもそもFCに加入する必要がないかもしれません。
お店の看板に惑わされず、探しているエリアで信頼できるスタッフに巡り合えて部屋探し出来るのが理想ですね。
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