マンションを借りる際に連帯保証人が必要な場合、契約書と一緒に「印鑑証明書」の提出を求められます。
なんでそこまでする必要があるの?実印押すだけでいいのでは?など質問いただくこともありますのでご説明させて頂きます。
印鑑証明書とは
印鑑証明書とは
【実印が本物である】という証明する書類です。
実印とは住民登録のある役所に自分のハンコを持っていき自分だけの印鑑だと登録した印鑑のことです。
印鑑証明書の発行の仕方
印鑑登録した本人が役所に下記の物をもっていき発行してもらいます。
・印鑑登録カード
・本人確認書類(運転免許証など)
・手数料300円
代理の場合
・本人の印鑑登録カード
・代理人の本人確認書類
・手数料300円
本人が役所に行くか、代理人なら本人の印鑑登録カードを持っていくしかなく、住民票とは違い他人が勝手に発行できるものではありません。
なぜ印鑑証明書が必要
ズバリなりすまし契約の防止です。例)申込書に親を保証人と書き部屋を借りようとした息子が、親の実印を持ち出し契約書の保証人欄に勝手に記入、捺印したとします。
後日、家賃滞納をしたので大家さんが保証人の親に連絡すると・・親は「私はハンコついてませんよ」と言えます。
しかし、契約書に自分が登録したハンコの印鑑(実印)があり、本人しか発行できない印鑑証明書が添えられていればこんな言い逃れはできません。
実印+印鑑証明書がセットで「確かに本人が捺印した書類」と判断されるからです。
まとめ
契約書や印鑑証明などの必要書類も家賃滞納やトラブルになった際の言った言わないを防ぐ為のものなので、トラブルを起こさない方からしたら煩わしいだけかもしれませんが、書類無しでもOKなんて例外を出すわけにもいかない事情をご了承ください。
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