お風呂は生活に欠かせないものとして認識されていますが、賃貸物件のなかには「風呂なし」の物件があります。
お風呂がないのにも関わらず、近年では若者から人気を集めているのが特徴です。
今回はお風呂がない物件とは何か、若年層に人気の理由や注意点などを解説します。
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風呂なしの賃貸物件とは
そもそも風呂なしの賃貸物件とは何なのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
お風呂がないタイプは2種類
風呂なしの賃貸物件は、その名のとおりお風呂が設備として導入されていない物件を指します。
しかし、お風呂がないといっても、シャワールームが導入されている物件と、お風呂もシャワーもない物件の2種類があります。
どちらも入浴ができない点は共通しており、都内を中心にこのような物件が増えているのが現状です。
それぞれの特徴と違い
シャワールームがある物件の場合、入浴はできないもののシャワー専用の設備は導入されています。
そのため、体の汚れを落とす分には問題なく使用可能です。
物件情報には浴槽ではなく「シャワールーム」と記載されているケースが多いです。
あくまでもシャワーを浴びるための設備となっているため、通常の浴室と比べると狭く、コンパクトな空間になっています。
シャワールームは複数人ではなく一人で利用するのが想定されているため、単身向けの物件に備え付けられているのが一般的です。
対して、お風呂もシャワーの設備もない物件もあります。
当然ながら、お風呂に入らないということはないため、自宅以外で入浴施設を確保する必要があります。
多くの方は近くにある格安の銭湯を利用し、清潔感を保っているのが特徴です。
浴槽もシャワーもないと、デメリットしかないと思われがちですが、実際には近年若年層から人気を集めている物件なのです。
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風呂なしの賃貸物件が若者に人気の理由
お風呂がない環境なのに、若年層から支持されている理由は何なのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
節約ができる
お風呂がないと水道光熱費が大きく下がるため、節約効果があります。
単身の場合は水道光熱費に3,000円程度の費用がかかるといわれていますが、これらの負担額を大きく軽減できるのが魅力です。
もちろん、これはシャワーの設備が整っていた場合も同様です。
浴槽にお湯をためなくてもよくなるため、大きな節約効果が期待できます。
さらに嬉しいのが、家賃相場が安くなる点です。
一般的にお風呂がない物件の場合、他の物件よりも相場額が2万~3万円ほど安くなります。
都心になると、どの物件も高額な家賃がかかるため、現在の収入状況を考えたときに、入居は難しいと判断してしまう方は少なくないでしょう。
しかし、この際にあえて風呂なし物件を選択すれば、家賃が予算内に抑えられるかもしれません。
水道光熱費は変動費のため、月々の状況によってかかる費用が異なります。
しかし、家賃は固定費なので、引っ越しをしたり契約内容が変更になったりしない限り、同額を支払い続ける必要があります。
固定費の負担が減るのは大きな利点のため、都心での生活を希望している若年層から喜ばれているのです。
銭湯にかよえる
お風呂がない場合、日頃から銭湯にかよわないと清潔感を保てません。
そのため、お風呂がない物件に住んでいる方は、普段から銭湯へ足を運んでいるものです。
銭湯は普段はなかなか味わえないレトロな空気感を楽しみながら、地域住民とコミュニケーションが取れます。
自分以外の常連客がいれば、あいさつや世間話などができるようになり、人々との交流が楽しくなるでしょう。
実際に銭湯は、周囲の方とコミュニケーションを取るのを目的にかよっている層が少なくないです。
何度も繰り返しかよっていれば、他の常連客に話しかけられるケースも少なくありません。
現代社会では、仕事以外で他人とコミュニケーションを取らなくなっている方が増えています。
だからこそ、何気なく人と接するのを楽しめる空間は、充実したひとときを過ごせるでしょう。
レトロな空間で生活できる
多くの風呂なし物件は、築年数が比較的古い傾向にあります。
そのため、どこかレトロで昔懐かしい雰囲気があり、心に彩りを与えてくれます。
近年ではおしゃれ感を重視した内装の物件が増えていて、どれも近代的な印象を感じるデザインばかりです。
昔懐かしい温かみを求めている方にとって、近代的なデザインの物件は魅力的に思えないかもしれません。
実際に社会現象として、レトロブームが続いているといわれています。
今後も風呂なし物件は、どこか趣のある空間として人気が高まっていくでしょう。
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風呂なしの賃貸物件の注意点
さまざまな魅力がある物件ですが、もし生活する場合はどのような注意点があるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。
基本的には男性向け
先述したように、風呂なし物件のほとんどは、築年数が古いです。
そのため、セキュリティがあまり整っていない傾向にあり、女性には積極的におすすめできません。
実際に風呂なし物件を選んでいるのは、男性が大半となっています。
男性の場合は、女性よりもセキュリティを重視しなくても、事件に巻き込まれてしまうリスクが低いです。
さらに、女性の場合は体調の影響により、銭湯に行けない場合があります。
体を洗いたくても、他人がいる環境では入浴できず、ストレスになる可能性が高いです。
風呂なし物件しか見つからないということであれば、シャワーがある賃貸物件を選びましょう。
営業時間を考慮する
風呂なし物件の場合、銭湯を利用するのが一般的であると解説しました。
しかし、銭湯には営業時間があるため、丸一日いつでも入浴できるわけではありません。
24時間利用できる銭湯は少ないため、多くの場合は営業時間に合わせて行かなくてはなりません。
物件近くに銭湯はあるか、また営業時間はどのようになっているのかなど、事前に情報を収集しておきましょう。
もし近くに銭湯があっても、家に帰る時間には営業終了しているケースもあるため、その点を考慮したうえで物件を選びましょう。
また、銭湯が難しい場合は、ジムやネットカフェなどもおすすめです。
これらには簡易的なシャワールームが併設されている場合があるため、体の汚れを落としたいときに役立ちます。
さらに、銭湯とは違い24時間営業のお店も多く、ライフスタイルに合わせて利用できるでしょう。
断水に備えられない
浴槽が備え付けられていないため、水をためることができません。
そのため、地震をはじめとする災害に備えるために、貯水をしておけないマイナスポイントがあります。
災害が起こった場合に備えるために、浴槽内に水をためておく方は少なくないでしょう。
万が一断水したときに、浴槽内にある水を使用できるため、体を洗う以外の目的でも役に立ちます。
このような用途でお風呂を使えない点は理解しておかなくてはなりません。
それでも災害時に可能な限り備えたい場合は、使っていない鍋やペットボトルなどに、水をためておく方法があります。
もちろん浴槽のほうがはるかに貯水量が多いですが、何も対策をしないよりは効果的です。
風呂なし物件で生活する場合は、この方法で貯水を試してみてください。
風呂なし物件であっても、こういった方法で断水時へ備えることが可能となるでしょう。
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まとめ
風呂なしの賃貸物件は、不便なイメージがあるものの、若者を中心に人気を集めています。
賃料が安く独自のレトロ感を楽しめる一方で、断水に備えられず銭湯の利用が必要などのマイナスポイントもある点に注意が必要です。
自分にあったライフスタイルを考えたうえで選択をしましょう。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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