アパートやマンションに入居されている方で、ペットを飼いたいけれども賃貸物件だから飼育できないのかと質問されるケースが多いです。
賃貸物件でも条件によって飼育できる場合があるため、条件や注意点を理解しておくべきです。
今回はアパートでペットを飼う際の条件や注意点を述べつつ、どのような種類がおすすめなのかを解説します。
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アパートで飼育可能なペットの条件とは
動物を飼う前に、現在の環境でも問題はないか、お客様だけで最後まで面倒を見れるのかなど、さまざまな不安があります。
動物を飼ってから後悔しないように、3つの条件を意識するのが大切です。
鳴き声がほとんどない動物を飼う
ペット可の賃貸物件でも入居者全員が動物と一緒に暮らしているわけではないです。
もし鳴き声が大きい動物を飼うと、夜中に無駄吠えして睡眠不足になったり、近隣住民から苦情が出たりするリスクがあります。
鳴くのが少ないあるいは鳴かない動物でしたら、周囲へ与える音の影響を抑えられます。
近隣住民の迷惑をかけないためには、鳴き声が小さい動物を選ぶのがおすすめです。
もし犬や猫を飼う際は無駄吠えをしないように、しつけをきちんとしてください。
臭い対策をきちんとする
動物と一緒に暮らすと音は気にならなくても、動物のにおいが気になる方もいます。
動物や排泄物のにおいなど、ペットの独特なにおいが床材やクロスについてしまうと、なかなかとれません。
もしにおいが室内に染み付いた際は、クリーニングに出す必要があり、退去時にクリーニング代を請求されるおそれがあるでしょう。
ペットの身体は常に清潔に保ち、においがついたペット用品やトイレもこまめにきれいにしておくべきです。
消臭・除菌グッズを利用したり、空気清浄機あるいは脱臭機を活用しましょう。
ケージで飼える動物か
一人暮らしされる方が室内で動物を飼う際は、ケージで飼えるほどの大きさのペットをおすすめします。
小型の動物であれば1Rから1LDKのコンパクトなアパートでも飼育しやすいため、余計なストレスをかけずに暮らせるでしょう。
動物の世話をする時間がない方でも、小型の動物であればケージ内の掃除で済み、負担なく飼えるのも良い点です。
大型の動物になると走り回って室内のものを散らかしたり、トイレ以外の場所で粗相してしまったりする可能性があります。
万が一、床や壁を傷つけるおそれがあり、退去時の原状回復費用で多額なお金を請求されるかもしれません。
また、小型の動物は大型の動物と比べて万が一病気になったときや、毎日のエサ代が抑えられるメリットもあるでしょう。
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アパートで飼育可能なおすすめのペットの種類とは
室内での飼育が向いている動物と向いていない動物がいるため、室内飼いに向いている動物を選ぶのがポイントです。
とくに、一人暮らしの場合は、入居者以外に動物を世話している方がいない点から、飼育に手間がかからない動物を選ぶのをおすすめします。
ハムスターやチンチラ
犬や猫と比べて月々の費用がかからず、値段もお手頃となります。
狭い部屋でも飼いやすく、とくにチンチラは昼間に約12時間寝る習性があるため、一人暮らしの方にもおすすめです。
回し車で遊んでいるハムスターの姿や、大きく飛び回るチンチラの姿を見て癒しを感じる方が多く、ペットとして飼う方が増えているでしょう。
ハムスターやチンチラの鳴き声は少し聞こえる程度であり、マンションやアパートで飼っていても周りに迷惑をかけません。
注意点として、ハムスターの寿命は2〜3年と短く、少しでも一緒に過ごす時間を長くするには健康管理に気を付けましょう。
チンチラは暑さに弱いため、エアコンや扇風機を活用しながら夏は25度以下に、冬は15度以上になるように管理するのが大切です。
熱帯魚や金魚
水槽を置くスペースが確保できる場合は、熱帯魚や金魚を飼うのもおすすめです。
水槽に水草を置き、複数の熱帯魚や金魚を飼うとおしゃれなインテリアにもなり、魚たちの泳ぐ姿を見て気持ちも穏やかになります。
熱帯魚は1,000円〜2,000円の価格が多く、30cmの小型水槽で1万円〜2万円とお手頃な価格で購入できます。
熱帯魚は淡水魚と海水魚に分けられ、海水魚は水質や温度管理を徹底する必要があるでしょう。
金魚は水温調整が不要なため、飼育しやすいのもメリットです。
水中ポンプの騒音や湿気でカビが発生して、周囲に迷惑をかけるおそれがあるため注意しましょう。
爬虫類
哺乳類や鳥類と比べて飼育への手間が省ける点から、亀やトカゲ、ヘビなどの爬虫類もおすすめの動物となります。
エサやりは幼体で2、3日に1度、生体であれば1週間に1度であり、頻繁に掃除する必要もないです。
ガラスケージと室温度計、赤外線ライトの設備代で2万~4万円かかるでしょう。
トカゲやヘビの寿命は10〜25年、カメは30年以上と長く生きる個体のため、ペットと長い時間過ごしたい方に向いています。
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アパートでペットを飼う際の注意点とは
賃貸物件で動物を飼う際に注意点を理解していると、大きなトラブルへと発展しにくくなります。
動物を飼うときは3つの項目を意識するのがポイントです。
契約書の内容をきちんと確認する
ペットの飼育が可能であっても、どのような動物でも自由に飼育が可能なわけではなく、条件が課せられているケースが多いのが一般的です。
たとえば、2匹以上の多頭飼いや体重5kg以上の動物は認めていないケースがあります。
また、動物可能な賃貸物件のなかには、飼育不可のペットの種類が決まっている場合もあるため注意しましょう。
よくあるのが小型犬は飼えても猫の飼育は、壁や床を傷つける可能性があるため禁止されているケースが多い傾向です。
禁止対象の動物を飼ってしまうと、契約違反となり最悪退去させられる可能性があるでしょう。
賃貸借契約書に動物の飼育に関する内容が記載されているため、内容をよく確認するのが大切になります。
ペット不可の物件は大家さんに相談
契約書にペット不可の物件と記載されていても、条件によって飼育できるケースがあります。
大家さんからすると動物の鳴き声やにおいで室内を汚さないかを心配するでしょう。
したがって、水槽で飼う観賞魚や小動物など動物であれば許可が出る可能性が高いです。
また、鳴き声やにおいへの対策をきちんとおこなっている旨をきちんと伝えていれば認められる可能性があります。
大家さんによって判断が異なるため、動物を飼いたいときは必ず大家さんに相談してからにしましょう。
賃料がプラスされるケースがあるため注意
動物の飼育が可能な物件は数が少ないため、周辺の相場より賃料が高いです。
さらに、室内で動物を飼った場合、室内の傷や汚れ、においを取り除く原状回復費用が高額になるでしょう。
アパートのなかには、猫を飼育するときは賃料にくわえて3,000円支払うといった、動物の種類によって上乗せになるケースもあります。
家賃の上限を緩めて物件探しすると、大切なペットと一緒に暮らせる物件が見つかりやすくなります。
家賃以外に立地、間取り、周辺環境などの条件を緩めてみて、その中でお客様の希望に近い物件を見つけていく方法が有効です。
もし疑問点があるときは、事前に不動産会社へ確認しておくと、契約したあとで知らなかった事例が防げるでしょう。
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まとめ
アパートで飼育できるペットの条件として、鳴き声やにおいが少なく、ゲージで飼えるくらいの大きさの動物があげられます。
ハムスターや金魚、ヘビ、カメなどの種類がアパートでも飼いやすい動物で人気となります。
もし飼育する際は、事前に大家さんに相談するのがポイントです。
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大国住まい スタッフブログ編集部
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