引っ越し先の水道水がおいしくないため浄水器の設置を考えていらっしゃる方、いらっしゃいませんか?
ただ一人暮らしの場合は、そこまでする必要があるのかと迷ってしまうこともあります。
そこで今回は、賃貸物件で一人暮らしをする際に浄水器は必要か、どんな種類があるのかをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら一人暮らしの賃貸物件に浄水器を設置するメリット
一人暮らしだから節約して生活しようと思っていても、水がまずくて飲めないとなると購入しなければなりません。
ミネラルウォーターを購入せずとも、最初に浄水器を購入してしまうことで、さまざまなメリットが得られます。
蛇口から出てきてすぐ安全に飲める水道水
本来水道水というのは、除菌作用や抗菌作用のある成分を用いて、菌を取り除いた状態になっていて、これは賃貸物件も例外ではありません。
しかし、マンションの場合は貯水タンクの掃除が行き届いておらず、水道管の水が安全であるとは言い難い場合もあります。
雑菌を取り除いても、その際に使用する塩素によるにおいや味が残ってしまうのも難点です。
浄水器は細かいフィルターによって不純物や有害物質を取り除いてくれるため、安全で清潔な水道水に変わります。
また、カートリッジには活性炭という塩素を除去してくれるろ材が使用されているので、いつでもおいしい水が飲めるでしょう。
手軽に飲めるおいしい水
今までおいしい水を飲むために、小売店でペットボトルの水を購入していた方が多いのではないでしょうか。
購入した水は持ち運ぶのが大変なうえ、一人暮らしだと保管場所が限られているのでストックもし辛く手軽に飲めるとは言い難いでしょう。
水道へ簡単に設置できるため手軽に使えるほか、一度設置すると継続的に安全な水を飲めるというメリットがあります。
水道水を安全に飲んで得られる節約効果
水道水を飲めない場合にはペットボトルの水を購入する必要が出てきます。
スーパーマーケットの特売などでは、500mlの水を50円前後で買えるのでお得に感じる方もいるかもしれません。
しかし、ご飯を炊いたり料理に使ったりすると、その都度ミネラルウォーターが必要になり、出費が嵩んでしまいます。
浄水器を設置すれば飲み水以外に料理にも食器を洗う際にも清潔な水を使うことができます。
費用は購入時にかかるだけでコストパフォーマンスはミネラルウォーターを買うより抑えられ、少しでも節約したい一人暮らしの方に最適と言えるでしょう。
賃貸物件での一人暮らしに最適な浄水器の種類
一人暮らしでも持っていると便利な浄水器ですが、その種類はさまざまで性能も価格も異なります。
そこで、ここからは賃貸で使用できる浄水器3種類についてご紹介していきます。
いつでもどこでも飲めるポット型
麦茶を沸かして冷蔵庫に冷やす際と同じ感覚で使えるのがポット型です。
ポットに水道水を入れると中にあるフィルターやカートリッジが水道水をろ過してくれます。
取り付けや設置工事が不要なため、買ってすぐ使えるのが便利です。
どこにでも持ち運べるため、いつでも好きな場所で手軽においしい水が飲めます。
主に飲料水としてそのまま飲む方や、コーヒーや紅茶用に利用する方にはおすすめです。
ただし、ろ過には時間がかかるうえ量が少ないため、すぐに使いたい方には不便に感じるかもしれません。
なお、カートリッジやフィルターは交換時期が早いので手間がかかることを覚えておきましょう。
直接設置して使用する蛇口直結型
水道の蛇口に直接取り付ける蛇口直結型は、簡単に取り付けや取り外しができるため、賃貸でも気軽に使用でき、一人暮らしにおすすめです。
蛇口をひねるだけでいつでもきれいな水が出てくるので、水を補充したり、ろ過の時間がかかったりするなどのストレスがありません。
そればかりか、有害物質を取り除く効果も高いことが魅力です。
カートリッジの交換周期は製品によって異なりますが、だいたい2ヶ月〜1年くらいですので、維持費を抑える際にはカートリッジが長く使えるものを選びましょう。
直接蛇口に取り付けるタイプなら使用量を気にせず料理もできるので、節約して自炊したい方には最適です。
蛇口の形状によっては取り付けられない場合もあるので事前に確認しておきましょう。
浄水能力が高い据え置き型
据え置き型はシンク内部の水栓と浄水器を繋いでろ過してから使うタイプです。
浄水器本体が大きくカートリッジも大型になるので、洗浄能力が高いのが特徴となっています。
一度にろ過できる量が多いので、たっぷり使うことができるでしょう。
カートリッジの交換周期も長く、1年ほど使用できる製品がほとんどで手間がかかりません。
ただし、本体が大きいため設置するにそれなりのスペースが必要です。
最低限生活に必要なスペースしかないような一人暮らしの場合、設置場所の確保が難しくなることがあります。
価格もほかの2つに比べると高額になるため、ハードルが高いかもしれません。
ただスリムタイプなどデザインが豊富なうえ、高性能なものも多いため、こだわりの強い人にはおすすめです。
一人暮らしの賃貸物件で浄水器を設置するときの注意点
賃貸物件で一人暮らしするときに浄水器を設置するには何か注意しなければいけないことがあるのでしょうか。
契約内容をよく知らず勝手に設置してしまって、あとで貸主さんとのトラブルにならないよう、知っておくべき注意点についてご紹介します。
賃貸借契約書をしっかり確認
賃貸物件によっては、自分で勝手に取り付けてしまうと貸主との契約違反に問われる場合があります。
基本的に賃貸の場合は、借主はそのままの形状で使うことが原則となっており、改築や設備を交換するなどの行為は禁止されているからです。
なかには蛇口の中に取り付けたり、浄水用の水栓を新たに設置したりしなければならないものがあります。
蛇口の中にカートリッジを取り付けるには、下の蛇口を専用のものと交換する必要があり、場合によってはシンクに穴を開けなくてはいけません。
こういった行為は、契約違反と見なされ、高額な修繕費を請求される場合があります。
設置する前に賃貸借契約書に目を通し、使用しても違反にならないものを選びましょう。
適応していない水栓の使用
水栓や蛇口にはさまざまな形状があり、そのすべてに対応しているわけではありません。
買った後に取り付けできないといった事態を防ぐためには、事前に自宅の水栓や蛇口の形状を把握しておくことも注意点のひとつです。
取り付け不可の蛇口はメーカーにより異なりますが、ネジや蛇口の径が違う、シャワー付き蛇口、変形蛇口やセンサー付きの蛇口などが取り付け不能なようです。
どの蛇口にどの浄水器が適応するかは各メーカーの公式サイトで紹介されています。
サイトを見ただけでわからない時はメーカーに直接問い合わせてみましょう。
日持ちしない浄水器の水
もうひとつの注意点として、浄水器でろ過した水は日持ちがしないことを覚えておきましょう。
なぜかというと、塩素を取り除いた水は消毒効果がなくなってしまうため、長い時間放置すると雑菌が繁殖しやすいからです。
たくさんの水道水をろ過してストックしておこうと考えている人には不向きと言えるでしょう。
ろ過した水をおいしく安全に飲んだり使用したりするには、2日くらいが目安となっているので、飲みたい時や使いたい時にろ過するのが理想的でしょう。
まとめ
今回は賃貸住宅で一人暮らしをする方に浄水器は必要かについてその種類や注意点をご紹介しました。
おいしい水を飲むためには設置するに越したことはないものの、あくまでも賃貸だということを忘れてはいけません。
貸主とのトラブルを避けるためにも契約内容を確認したうえで自分に合ったタイプのものを選びましょう。
大国住まい スタッフブログ編集部
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