仕事を辞めてしまって、会社の寮から出ていかないといけなかったり、
現在求職中でも先にお部屋を見つけておきたいなど、
様々な理由でお引越しを先にする必要がある方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、無職の方でもお部屋を借りることができるのか、入居にあたっての審査などについてご紹介していきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら無職でもお部屋は借りることができるのか？
結論、無職の方でも賃貸借契約を結ぶことは可能です。
ただ、ほとんどの物件で保証会社に加入する必要があり、審査に通らなければ、
入居を許可してもらえないため、
どういった状況だったら審査に通りやすいかも紹介していきます。
※保証会社の審査についてもっと詳しく知りたい方は、他のブログでも解説していますので、
是非そちらをご確認ください。
↓
保証会社とは？
家賃滞納をしてしまった場合、立て替えて家賃を支払ってくれる会社です。
連帯保証人の有無にかかわらず、ほとんどの物件で、
入居の条件として必須加入となっています。
保証会社に加入するにあたり必要になる金額は、
初回：賃料総額の50％～70％前後
更新料：1年毎10,000円もしくは月額1,000円前後です。
また、保証会社から家賃が引き落としされるケースもあり、その場合、口座振替手数料が300円（税別）前後発生します。
審査の内容
入居審査では、まず家賃をしっかりと払い続ける能力があるかどうかを見極めます。家賃の支払い能力を確認するために、有職者でしたら職業や年収、勤続年数などを調べられます。社会保険証や在職証明書・内定通知証などの提出が必要となります。
無職の場合
無職の場合は収入の証明ができないため、
現在貯金額があり、賃料を支払っていけるといった証明をしなくてはなりません。
その際に通帳残高のコピーの提出が必要となります。
ではどのくらいの金額があれば審査に通りやすいかというと、大体、家賃の1年分～2年分残高として通帳に入っていれば通りやすいと一般的には言われています。
無職だと審査に通りにくい？
状況によっては通りにくい場合もありますが、
下記の条件を満たしていれば審査に通る可能性も十分にございます。
・身内で一定の収入を得ている保証人をつけることができる
・通帳残高の提出ができる
上記2点とも可能でしたら物件の幅は広がりますが、
現実的に身内がいなかったりして保証人様をつけることが難しかったりするケースもあるかと思います。
弊社ではどちらか1点を満たしている方で審査に通ったケースもありましたので、
もしそのような状況で不安がある方でも是非一度ご相談ください。
また、入居希望の物件ではどこの保証会社を使用しているかも、非常に重要になってきます。
なぜならば、保証会社によって審査基準が異なるためです。
保証会社の種類についても解説していきます。
信販系
入居審査をする時に信販系の情報を参照して審査をしていている保証会社です。CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などの過去の履歴を取り寄せ、入居審査に採用しているため、審査項目が多く難易度が高いと言われています。
下記に該当する方は審査に落ちてしまう可能性があります。
・クレジットカードの滞納
・ケータイ代金の滞納
・公共料金の滞納
・犯罪や逮捕歴
・反社会的勢力該当 など...
有名な保証会社で言うと、下記などがあります。
・エポスカード
・オリコフォレントインシュア
・アプラス
信用系（LICC）
保証会社はLICC(一般社団法人 全国賃貸保証業協会)という協会を作っています。この協会の目的は、借主の申込情報や家賃滞納の情報をデータベース化することによって、入居審査をより円滑にする目的があります。
LICCに加入している保証会社は全て情報共有しているため、過去に家賃滞納してしまったなど、何か問題を起こしてしまった場合審査に影響を受けてしまいます。
どのような情報が登録されているかというと、
主に 氏名、生年月日、旧住所、電話番号、免許証番号等の個人特定番号、保証対象物件、部屋番号、保証対象物件住所、保証開始日、月額賃料、保証終了日、入金額、代位弁済残高などと言われています。また、この情報は保証委託契約が終了してから５年間消えないようです。
有名な保証会社
・全保連株式会社
・株式会社近畿保証サービス
・株式会社レジデンシャルサービス
・アーク株式会社 など
独立系
独自の基準で審査をする保証会社です。
他の保証会社とは情報共有していないため、過去に滞納歴がある場合でも
審査に通るケースがあります。
3つの中で一番難易度が低いと言われているのがこの独立系保証会社です。
ただ、同じ保証会社で過去に滞納歴があったり
名前を検索して出てくるような犯歴がある方は否決してしまう場合もあります。
この独立系の保証会社は審査の基準が緩い傾向にあるので、
無職の方はこちらの保証会社を使用している物件がお勧めです。
・日本セーフティ
・パブリックアソシエイツ など...
アリバイ会社を使うとどうなるの？
たまにお客様から「アリバイ会社を使用してくれると他社に提案された」と言われますが、アリバイ会社とは具体的にどういったシステムなのかを解説していきます。
アリバイ会社とは存在しない嘘の勤務先情報を提供している会社のことです。
実際は無職でそこに勤めていませんが、本人が在籍しているように見せかけて申込みをするサービスの事です。
無職の方や水商売で所得証明を出せない方が利用しているケースが多いです。
ただ現在は情報共有をしている保証会社が多かったり、
勤務先を検索したり、在籍確認で連絡したりすることもあるため、
実際にバレてしまう可能性も十分にございます。
そのように嘘の情報で申し込みをしてしまうと、保証会社のブラックリストにのってしまったり、仮に審査が通って入居してからそのことが発覚してしまった場合でも、
最悪の場合は違約金を請求されて強制退去になってしまうこともあります。
アリバイ業者を勧めてくるような業者は、
もし上記のような事が起こってしまった場合でも、責任を取ってくれない事が多いです。
嘘が発覚してしまうと余計に物件の選択肢が狭くなってしまいますので弊社ではオススメしておりません。
まとめ
今回は現在無職や、就職活動中でもお部屋は借りれるのかをご紹介しました。
お部屋を借りることができるか不安な方もいらっしゃるかと思いますが、
こちらのブログではどうしたら審査に通りやすいかも記載しております。
保証会社の事についても解説していますので、
参考にそちらもご覧いただけますと幸いです。
大国住まい スタッフブログ編集部
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