ワンルームは、一人暮らしをする際に選ばれることが多い間取りです。
ただ、スペースに限りがあるので、レイアウトを考えるときに悩んでしまうかもしれません。
そこで今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、ワンルームの特徴や良くある悩み、レイアウトのコツなどをご説明します。
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弊社へのお問い合わせはこちらレイアウトを考える前に知っておきたいワンルームの特徴とは
ワンルームとは、キッチンと居室に区切りがない間取りです。
つまり、キッチンと居室が1つの部屋にあることが大きな特徴です。
このような特徴があるため、おもに一人暮らしの際に選ばれることが多い間取りだといえます。
居室は6~8畳ほどが一般的ですが、なかには広いワンルームもあります。
ワンルームのタイプ
ワンルームのタイプは、キッチンの配置によっておもに以下の3つに分けられます。
●キッチン一体型
●キッチン分離型
●カウンターキッチン型
キッチン一体型は、玄関と居室の間にドアがあり、居室の中にキッチンがあるタイプです。
仕切りのないことが特徴のワンルームでも、このタイプなら玄関から居室が見えないので安心感があります。
ただ、居室にいるとキッチンが目に入ることや、料理のにおいが気になりやすいことには注意しましょう。
キッチン分離型は、玄関から居室までがつながっていて、キッチンは廊下にあるタイプです。
ワンルームの一般的なタイプであり、キッチンと居室が少し離れているので、生活空間を分離しやすいことが特徴です。
玄関から居室が見えることが気になる場合は、カーテンなどの間仕切りを設置すると改善できるでしょう。
そして数は少ないのですが、居室の面積が比較的広いワンルームにはカウンターキッチンのタイプもあります。
ほかのタイプよりも家賃が高い可能性はありますが、料理が好きな方や生活空間に余裕を持ちたい方などにはおすすめです。
ワンルームのメリットとデメリット
ワンルームを検討する際は、特徴とともにメリットとデメリットも把握しておきましょう。
ワンルームの大きなメリットは、ほかの間取りよりも家賃が比較的安いことです。
月々にかかる生活費のうち家賃が占める割合は大きいので、抑えることができると余裕が持てるでしょう。
また、家賃が安いことは、賃貸物件を借りる際の初期費用の節約にもつながります。
初期費用のうち「敷金」「礼金」「前家賃」は、それぞれ家賃の1か月分を設定されていることが多く、合わせると大きな出費になります。
家賃が安いと初期費用も安くなるので、負担を軽減できるでしょう。
ほかにもワンルームには、「1部屋なのでエアコン代がそれほどかからない」「スペースが限られているので掃除が楽」などのメリットがあります。
一方で、ワンルームを借りる際はデメリットに対する注意も必要です。
部屋のタイプによっては、玄関から居室が見えてしまったり、料理のにおいが居室に広がったりする可能性があるでしょう。
そして、スペースが限られているので、家具や家電などのレイアウトに関する悩みが多いことも考えられます。
ワンルームをレイアウトする際に生じやすい悩みとは
家賃の安さが大きな魅力であるワンルームですが、その特徴によってスペースが限られてしまうので、レイアウトを検討する際にさまざまな悩みが生じると考えられます。
具体的にどのような悩みが生じやすいのか、3つの例をご紹介しましょう。
ワンルームをレイアウトする際の悩み①家具の配置が難しい
限られたスペースに家具や家電をどのように配置したら良いかは、ワンルームに生じやすい悩みでしょう。
一人暮らしであってもベッドやテレビ、冷蔵庫や収納棚など、必要な家具や家電はそれなりにあるものです。
ただ、大きなものや多くのものがあると、ワンルームには入りきらないかもしれません。
どうしても部屋に置きたい家具や家電がある場合は、ワンルームを内見する際に、問題なく設置できるかどうかを調べておきましょう。
ワンルームをレイアウトする際の悩み②収納スペースが少ない
ワンルームは6~8畳の部屋が多いので、ベッドや家電を入れると収納家具を置くスペースがなくなるかもしれません。
ただ、クローゼットが1つしかない部屋が多く、キッチンや浴室なども必要最低限の広さであるため、備え付けの収納スペースだけでは足りないこともあるでしょう。
一人暮らしの場合は比較的荷物が少ないと考えられますが、それでも衣類や食器、趣味のものなどの収納場所は必要です。
スペースがなくて棚や収納ケースを増やせないときは、収納付きのベッドや突っ張り棒で設置するウォールラックを使うなど、デッドスペースを有効活用しましょう。
ドレッサーにもなるデスクや作業台にもなる収納ワゴンなど、1つで2つの使い方ができる家具を利用することもおすすめです。
ワンルームをレイアウトする際の悩み③部屋の見栄えが良くない
部屋をレイアウトする際は、見栄えの良さも重視したいものでしょう。
けれどもワンルームは、必要最低限の家具や家電だけでスペースがいっぱいになる可能性が高いので、おしゃれな部屋にすることは難しく感じるかもしれません。
ものを増やして演出することが難しい場合は、家具や小物などの色を合わせてみましょう。
統一感のある部屋はおしゃれに見えるので、色を合わせると部屋の印象アップにつながります。
ワンルームを生活しやすいようにレイアウトするコツとは
ワンルームには「スペースが限られていて、家具を置ける場所や収納が少ない」というイメージがあるかもしれません。
ただ、考え方によっては「動線が短いので家事などがしやすい」「必要なものを厳選できる」などの良いところがあります。
レイアウトを工夫すると住み心地の良い部屋にできるので、コツを押さえておきましょう。
ワンルームをレイアウトする際のコツ①生活動線を考える
生活動線とは、部屋の中を移動する経路を線状にしたものです。
たとえばワンルームでは、「玄関・居室・キッチン・浴室・トイレ」を移動する経路が生活動線になるでしょう。
この動線上に家具やものがあると、通るたびによけなくてはならないのでストレスを感じます。
人が通れるスペースは60~90cmといわれているので、生活動線上はできるだけこの広さを確保するように心がけましょう。
ワンルームをレイアウトする際のコツ②空間に余裕を持たせる
ワンルームは空間が狭いので、大きなサイズの家具が目立つ場所にあると圧迫感を感じてしまいます。
圧迫感を減らすためには、大きな家具を壁際に配置して、部屋の奥まで見えるようにすると良いでしょう。
背の低い家具を選択することも、圧迫感を感じにくくする方法として有効です。
また、家具の置き過ぎも圧迫感の原因になるので、あまり詰め込まないようにすることがコツです。
ワンルームをレイアウトする際のコツ③間仕切りを効果的に使う
ワンルームは通路やキッチンなどとの仕切りがないので、落ち着かない可能性があります。
リラックスできる空間を確保するためのコツは、間仕切りを効果的に使うことです。
たとえば、玄関から居室までつながっているキッチン分離型は、通路と居室の間をカーテンなどで仕切ると良いでしょう。
カーテンは、突っ張り棒を使うと壁を傷付けずに設置できます。
また、居室の中にキッチンがあるキッチン一体型の場合は、料理する場所と普段いる場所を区切ることがポイントです。
ワードローブや間仕切りラックなどを配置してキッチンとくつろぐスペースを分けると、過ごしやすい部屋になるでしょう。
まとめ
ワンルームの特徴は、キッチンと居室に区切りがないことです。
家賃が比較的安いことは大きな魅力ですが、スペースが限られる点には注意が必要です。
工夫次第で居心地の良い部屋にできるので、ワンルームを借りる際はレイアウトのコツをしっかりと押さえておきましょう。
大国住まい スタッフブログ編集部
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