賃貸物件に住んでいると収納スペースがなく困った経験はありませんか。
そんなときに役立つアイテムがディアウォールです。
ですが、活用方法や存在自体を知らなければ、上手く利用できません。
そこで本記事では、特徴や活用方法について解説したうえで、おすすめの種類もあわせてご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら賃貸DIYにおけるディアウォールとは何か?
ディアウォールとは、ツーバイフォー(2×4)材やワンバイフォー(1×4)材を使って柱を作る際に、傷をつけることなく設置するアイテムです。
仕組みとしては、両先端部分に装着し、突っ張り棒の要領で設置します。
そうすることで、床や天井を傷つけず設置でき、壁代わりとして利用可能です。
そのため、ネジや釘を刺して穴を空けても問題なく、浮かす収納用の壁や棚の柱として活用できます。
本来賃貸物件にとって、壁や床の傷は退去時に修繕費用がかかるため、避けられてきました。
ですが、収納スペースが狭いと壁などを使い空間を上手く利用しなければならず、ジレンマに困っている方も多いでしょう。
その問題を解決するために、生まれたのがディアウォールです。
基本的に白がメインカラーとされていますが、最近はインテリアに馴染むようにカラーバリエーションも増えています。
ブラウンやブラック、ダークブラウンなど好みのカラーを選べて、デザインの幅も広がっています。
また、賃貸物件でもできる収納アイデアが増え、DIYブームと相まって需要を拡大してきました。
現在、賃貸物件にお住まいで収納についてお困りの方は、購入を検討してみてください。
以降、ディアウォールの種類や活用方法をご紹介しています。
賃貸でDIYする際のディアウォールには何種類ある?
前述したとおりディアウォールは、賃貸物件で収納アイテムとして大活躍するツールです。
ここからは具体的な特徴を解説し、類似品の特徴についても解説していきます。
ディアウォール
岩井産業株式会社によって生産されているディアウォールは、さまざまなケースに対応できるように、複数の型で販売しています。
ツーバイフォー(2×4)材やワンバイフォー(1×4)材にくわえて、ワンバイシックス(1×6)材とツーバイシックス(2×6)材が用意されています。
さらに、定番のツーバイフォー(2×4)材には、直線的なフォルムのSと丸っこいフォルムのRの2種類が販売されており、用途によって使い分けられる便利さです。
形だけでなくカラーバリエーションが豊富な点も特徴的です。
他にも、設置の際に工具不要で比較的かんたんに取り付けられます。
自宅でDIYをする主婦の方でも手軽に取り付けられるので、インテリアを十分に楽しめる商品です。
ただし、微調節ができないので、取り付けたい箇所の正確な長さを計測してから角材の購入に向かいましょう。
長さが足りずに突っ張れず設置できない可能性や、少しズレて崩れやすくなる危険性も考えられます。
ウォリスト
ディアウォールの類似品として、和気産業株式会社が生産しているウォリストがあります。
プラスチック素材ではないので強度があり、角材との接地面もネジを使って固定もするため頑丈です。
さらに、特徴として本体に奥行きがあるので、角材を連結させられるのがアイデアの幅を広げてくれます。
重量のあるインテリアを飾りたい場合は、効果的な商品でしょう。
金属製で強度もあるので最大3枚まで連結させられる優秀ぶりです。
ブラックとホワイトの2色が用意されており、インテリアに馴染むほうを選んでください。
ただし、金属製なのでかわいらしいインテリアには合いにくく、クールな雰囲気を出したい方向けとなっています。
他の商品と比べると、強度は抜群ですが、設置の際に工具が必要となり料金も高めに設定されています。
あまり重たい物を置かず価格を抑えたい方は、別の商品を検討してみてください。
ラブリコ
ラブリコとは、平安伸銅工業株式会社によって生産されている商品です。
この商品は価格を抑えつつ、可愛いインテリアに馴染むよう棚をDIYしたい方に向いています。
特徴的なのが、他にはないカラーバリエーションです。
カラーの種類は、オフホワイト・ヴィンテージグリーン・ブロンズと可愛い色合いが多くなっています。
さらに、アジャスター式になっているので、設置の際に微調節が可能です。
工具も不要でジャッキを回すだけで取り付けられるので、比較的かんたんに設置できます。
また、付属品も充実していて角材の中間部分に棚をつくる際に必要となるパーツにも種類があります。
シングル棚受けやダブル棚受けだけでなく、角材を延長するジョイントも販売されており、状況に合わせて自由自在です。
棚としての強度だけでなく、見た目もこだわりたい方にはおすすめの商品となっています。
賃貸DIYにおけるディアウォールの作り方をご紹介!
ここからは、実際にディアウォールを使ったインテリアをご紹介していきます。
最後には棚の作り方も解説しているので、これからDIYに挑戦する方は参考にしてください。
ディアウォール活用例
角材を使用するので、購入の際に長さを調節すればさまざまな場面で活躍できます。
たとえば、子ども部屋の壁面に棚を設置すれば、空間を狭くせずに収納スペースが作り出せます。
絵本やおもちゃなど飾り付ければ見せる収納ができ、部屋がかわいらしく見せられるでしょう。
壁面に文字や可愛いシールを貼って、レイアウトすれば角材を使っていても、おしゃれな部屋が完成します。
また、ディアウォールは子どもだけでなく大人もインテリアを楽しめるアイテムです。
おしゃれなカフェで見かける壁面に本棚を設置しているインテリアも、自宅で作れます。
角材に色を付けてシックな雰囲気も作り出せ、工夫次第でどんな雰囲気も出せるでしょう。
ディアウォールを使えば、自分好みのインテリアを楽しめ、自宅に知人を招待したときに鼻が高くなります。
他にもまだまだアレンジ方法はあるので、自分で探し出すのも楽しみの1つです。
棚の作り方
実際にディアウォールを使って棚を作る方法をご紹介していきます。
まずは、完成後の棚を想像して必要なアイテムを集めましょう。
一般的な棚であれば3000〜4000円程度で材料が集まります。
準備するものは、ディアウォール・角材・棚受けです。
角材の長さを間違えると設置できない大事件となるので、正確に設置場所の高さを計測しましょう。
計測方法はメジャーを使って、天井までの高さを測り、その高さから45㎜を引いた数値が購入しなければならない角材の長さです。
長さが測れたらホームセンターにいって角材を購入しましょう。
このときに、棚板も合わせて購入すると効率的に作業が進みます。
そのため、こちらも事前に長さを測っておく必要があり、設置したい幅を間違えないように正確におこなってください。
角材が準備できたら説明書どおりに装着しましょう。
その後、ディアウォールが装着された角材を設置し、棚板の幅に調節します。
そして、ドライバーをつかって柱となる角材に棚受けを固定していきます。
力がない方は電動ドライバーを使用しても構いません。
物を置く部分になるのでしっかりと固定してください。強度を確認して問題がなければ、棚板を設置して完成です。
作業スペースが確保できるならば、床で完成させてから設置することもできます。
まとめ
ディアウォールには主に3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
また、賃貸物件に住んでいる方にとっては、収納スペースを生み出せる画期的なアイテムです。
設置もかんたんで比較的安価で手に入るので、DIYを楽しみましょう。
大国住まい スタッフブログ編集部
なんば・大国町で賃貸物件を探すなら大国住まいにおまかせください!一人暮らしの方からファミリーの皆様まで、様々な方のお部屋探しをサポートいたします。様々なご希望に合ったお部屋探しのため、賃貸物件情報を主に周辺環境などの記事をご提供します。