賃貸物件を借りる際、エアコンがついてない物件なのかを重点的に決める方も多いでしょう。
そんな中、エアコンの月の電気代はいくらかかるのか、また故障した際は自分で修理を手配した方が良いのか不安な方も多いかと思います。
今回は、エアコン付き賃貸物件への入居を検討している方に向け、賃貸物件のエアコン電気代の相場や故障時の対応についてご紹介します。
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この頃夏は猛暑で常に電源を入れっぱなしという方も多いでしょう。
その方が電気代を安く抑えられることも実際にあるようです。
電気代は、季節ごとに差が生まれやすい費用です。
とくに冷暖房を頻繁に使用する夏場や冬場や住んでいる地域によっても費用の差が生まれやすいでしょう。
具体的に季節ごとの電気代の相場をご紹介します。
2021年1月〜3月は全国平均月額6641円、4月〜6月は全国平均月額4990円、7月〜9月は全国平均月額5131円、10月〜12月は全国平均月額5200円、1年間月額の平均額は5482円でした。
2021年の年間電気代の平均は約6万5886円だったようです。
相場を改めて見てみると、夏場よりも冬場の方が高くなっているようです。
地域ごとで差はありますが、冬場の方が快適な室温と外気温の差が大きいことが原因と見られています。
例をあげると夏場に快適な室温を25度と設定した場合、外気温は30〜35度と考えると、温暖さを調節する温度差は5〜10度で済みます。
冬場に快適な室温20度前後を保つには、外気温が0〜5度と考えると、温暖さを調節するには、15〜20度となりその分電力の消費が激しいということになります。
また、冬場の方が電気代がかかる要因は、日が落ちる早さも関係しています。
その分照明をつける時間帯が長いということに繋がります。
電気の契約において、あらかじめ契約アンペア数というものを決めておくのが基本です。
アンペアとは、同時に使える電気量のことです。
つまり契約アンペア数が大きいほど、一度に使うことのできる消費量に余裕ができます。
契約アンペア数が大きいととても便利ですが、電気代を節約したいという観点でしたら、契約アンペア数を見直して基本料金を見直すのも良いでしょう。
その他にも、そもそも賃貸物件に設置されているものが古すぎて、電気代がかさむというパターンもあるようです。
エアコンも日々性能が進化していくので、10年前の製品と最新の製品とでは性能が全く違います。
10年前では省エネ機能がついている可能性が低いので電気代が余計にかかります。
賃貸に設置してあるものが古すぎて交換したい場合は、まず賃貸の管理会社もしくは大家さんに交換してもらえるか確認してみましょう。
一般的に故障しない限り大家さん負担での買い替えはなかなかないのが現状ですが、あまりにも古い場合は、交換してくれる可能性もゼロではないので相談してみましょう。
自己負担で新しいものを購入することになった場合の相場についてもご紹介していきます。
6畳用だと安いもので4万円程、8畳用だと安いもので5万円程で購入できるものもあるようです。
また、購入時期によっても値段は変動します。
家電量販店の決算セールの2〜3月や年末年始、会社員のボーナスの時期(7月と12月)は価格が安くなる傾向があります。
また最新の製品の型落ちのタイミングも狙い目のようです。
本体のみを購入の際、取り付けの工事費用がついているか確認しましょう。
工事費用の相場は1〜2万円といわれています。
エアコンがついてない賃貸物件の場合の対処法
エアコンがついてない賃貸に入居して、自分自身で新しく取り付けたい場合、確認しなければならないことがあります。
まず、必ず賃貸の管理会社もしくは大家さんに連絡をして設置の許可をとりましょう。
設置できる場所は限られていて、室外機と繋がる穴が開いている壁にしか設置することはできません。
また、コンセントがあることや壁の下地が補強されていること、スリーブと呼ばれる穴が開いていることを確認する必要があります。
そして、室外機を置く場所があることが大前提となります。
エアコンを設置する費用の負担に関しては、基本的に入居者負担になることが多いですがこの点も管理会社や大家さんに確認しましょう。
賃貸の契約が終了した際の退去の際にエアコン設置をした場合、壁に穴を開けるなどの工事をした場合、本体を取り外し、元の穴が開いていない状態に戻す必要があります。
その際の修繕費は、入居者負担ですが、管理会社や大家さんがそのままで良いという場合があります。
こちらも必ず確認しましょう。
エアコンが故障した場合の対処法について
エアコンが故障してしまった場合、すぐに修理業者さんに連絡したくなると思います。
ですが賃貸物件の場合、先に管理会社や大家さんに修理をして良いか確認をとるようにしましょう。
なぜなら、賃貸物件に備え付けのものは、貸主の財産だからです。
管理会社や大家さんのご紹介で相場よりも安く早く修理の対応をしてもらえる場合もあるようです。
エアコンの修理費負担について
基本的に、賃貸物件に設置してあったものが経年劣化で故障や修理、クリーニングの必要がある場合、貸主の負担になります。
ただし、入居者の過失によって故障してしまった場合は。入居者負担になるのが一般的でしょう。
入居の際の誓約書に規定があった場合は、規定に従うことになるので、誓約書を確認しましょう。
前の住民の残したエアコンの修理費用は?
自分自身が入居する前に残していったものが故障してしまった場合は、どうすれば良いのかとの声は少ないです。
残置物(ざんちぶつ)と呼ばれるものになりますが、この残置物に関しては、入居の際必ずご説明があります。
残置物の管理対応については、基本的に管理会社も大家さんも責任は取りません。
たとえ連絡をしたとしても何もしてくれないので、自己負担で修理する必要があります。
エアコン修理中に立ち会いについて
基本的に室内のものの修理の際には立ち会いは必須です。
夏場や冬場の故障の場合、一刻も早く修理をお願いしたいですが、スケジュール上なかなか合わないこともあります。
ですが、室内に入って作業するため、どうしてもスケジュールを合わせることができない場合には、代理で管理会社の方や大家さんに代理で立ち会ってもらえるように交渉しましょう。
故障していないエアコンを新しいエアコンにしたい場合
賃貸に設置してあるエアコンは、故障していないけど最新の省エネのエアコンの方が電気代が安くすみそうなので、取り替えてほしい場合はどうすれば良いのでしょうか。
この場合は、基本的には難しいと考えておきましょう。
管理会社も大家さんも、自分たちの賃貸経営の計画があります。
エアコンに関しても、修理が無料な年数を把握して、今後の家賃の設定などを計画を立てています。
ですが、お互いの意見が合致する場合もあるので、相談してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回はエアコン付き賃貸物件への入居を検討している方に向けた、エアコンの電気代などについて解説しました。
夏場よりも冬場の方が外気温と室内気温の差が激しいことから高くなってしまうケースが多いようです。
また、壊れたときや取り付けたい場合などはまず管理会社や大家さんに確認の連絡をいれることが大切です。
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