よく「今って引っ越しに良い時期ですか?」と聞かれますが、営業マンの立場からすると、空室を埋めてほしいオーナーの為には春でも夏でも「今が一番いいですよ」としか言えないのが本音です。
しかしお客様が知りたいのは本当はいつ?です。
難波周辺で15年ですが物件の動きを見てきた中で商売勘定抜きにぶっちゃけさせていただきます。
引越しシーズンに物件が多いは嘘?
やはり引っ越し時期といえば2月~3月の引っ越しシーズンと言われる時期です。皆さんもこの時期が物件の空きが多いと思ってませんか?
新築マンションに関してはその通りです。
春の新生活にむけて建設されるマンションが多く、また秋冬は引越する方も少なく、秋冬に建てられ満室にならなかった新築マンションに空室が多く残っているからです。
しかし築1年以上の中古マンションの空室に関しては真逆で空室は少ないんです。
新生活で4月から入居が多いとするなら、逆に退去も多いのは事実です。
しかし引っ越しの際は日割賃料を払い一時的に2部屋契約している状態にするものです。
(新しい部屋を4月から契約し、荷物移すために今の部屋を4月末まで借りておく状態。)
空室が増えるのは早くても3月末に退去予定、多いのは4月末退去予定です。リフォームして入居できるのは4月後半、またリフォーム案件も多く業者の手配も遅くなり入居可能は5月になってからなんて部屋が多いんです。
しかし進学、就職、転勤など3月中、遅くても4月頭には引っ越し完了させたいというお客様にとっては、2,3月には空室で希望時期に住める物件を探すしかなく、この時期は意外と物件数が少ないんです。
また引越業者代は普段の3倍となるようで、できれば避けたい時期ですね。
シーズンオフは安く借りれる?
賃貸のシーズンオフは大型連休前後です。
ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始が特にお客様が減ります。
「入居需要が減れば空室も長引くし家賃交渉もしやすいんじゃないの?」なんて言われたりしますが、家主の意見の多くにこんなものが。
「この時期に部屋探しする人って何か複雑な事情があるの?」
と疑いの目もあるようです。
そのうえ条件交渉が入るとさらに疑われて審査落ちなんてことも。
大型連休は一般的に旅行や家でゆっくりするイメージで、理由がなければわざわざ引っ越しにお金と時間をかけないと思われがち。
入居者の質を保ちたい家主からすると入居後のリスクより空室でもいいという声もあるのが事実です。
ただの偏見ですが、大家さんは実際に入居者と面談もしないので「シーズオフに引っ越す人は怪しい」なんて悪い方に考えてしまうのは仕方ないかもしれません。
しかし空室期間が長引く可能性がある時期なのは事実なので引越し理由がちゃんとあり、春から空室が続いてるお部屋であれば条件交渉はしやすく、掘り出し物件に出会えるかもしれません。
部屋探しは4、5月がおススメです。
・3月末、4月末に空く部屋が多い
部屋探しする方は2,3月が多い分、その方たちが3月末、4月末に退去するので4月、5月に部屋探しする方が1番物件多いなかで選べるのです。
・家主はシーズンオフまでに空室を埋めたい
もし4月、5月で申込がなければシーズンオフの夏に突入して、部屋探しする方が減り、もしかしたら冬まで空室が続くなんて不安も・・
そこでこの時期に申込をもらうためにキャンペーンを打ち出す家主様が多いのです。
【礼金0円にする】【フリーレント】【初回保証料や火災保険料貸主負担】などお得に借りれる物件が1年通して1番多くなります。
※ただ2020年に限って言えばコロナの影響で引越しシーズンが2ヶ月程ずれて6月、7月が物件も多くキャンペーンも充実しています。
まとめ
お部屋とは巡り合わせですので100%希望に合うお部屋と出会えるかは縁もあります。
同じマンションでも時期によって初期費用が安かったり、たまたま角部屋が空いたり、たまたま室内の設備を入れ替えたところだったり・・
今回はあくまで「お得に借りやすい可能性が高い時期」としてオススメ時期を言わせていただきました。
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